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金沢のバーで、東京から金沢まで歩いてきたんです、という男に出会った。荷物は極限まで減らすこと、寝床は高床式、地面から少しでも高くなった場所を選ぶこと、都会より郊外のほうが環境が良い寝床に出会えること、髪型は濡れて冷えるのを避けるために坊主にすると良いということ。を教えてもらった。
8/19 矛盾を愛しているのに
休み開けから、待ってました!とばかり関連業者に怒られた。いろいろ仰っておったが、「日本語下手ちゃいますの」
これを言われた瞬間、言い返しそうになった。
「下手な日本語がすきなんです!」
その言葉は飲み込み、「いまそれ本筋じゃないですよね?」と返答するなどした。
紆余曲折、なんとかお話をし、電話を切りました。
わたしの日本語が下手なのは私が一番知ってるし、たとえば終わってると言われたら終わって
間違った日本語と言われる類のもの可愛くてすきだな、旅、神保町の本屋さんにツケ払いを支払いに行く、漫画喫茶に泊まるとき思い出すノマドワーカーさんのこと、何が偉いなんて一生ないから、釜山にいきたい船で。国境という文化の区切り目、混ざり目への憧れ 強がりをしていたら引っ叩いて
満員電車に1ぴきの虫
人間100匹が運ばれる満員電車に虫が迷い込んできた。人間100匹は虫1匹に騒然とした。不快そうな顔をしたり、すこし叫んだり、屈んだり、素早く身を横に庇って避けたりした。
ライブ会場の一体感。グルーヴを感じる。虫の飛び方にあわせて電車内が波打つ。不規則なリズムで波打つ。虫の動きにあわせてざわめきが揺らぐ。スマホから目を離して皆で必死に虫の行方を追う。決して見逃さない!
わたしはというと、人間10
位置エネルギーの充填
なんだか足りない。
足りないから動き回ってみる。
車で。じぶんのからだを使うにはすこしあつすぎるので、
車ではしるのは、とてもすきだ。
アクセルを踏めば前に進む、わたしは今だけどこにだっていけるような気がする。深夜の22号線、真夜中午前の23号線。ひたすら踏む、踏む、進む。踏む。
知っているような、しらないような景色はうしろに流れていって、すこしだけ不安になる。
不安は大きすぎるとからだに毒だけ