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これは水です

昔から人になにかを伝えることが怖くて、
言葉にすること、本当のことを、言葉にすることがこわい、今になってもずっとこわい。

上司に、いまの状況について、ちらっと話をした
なんてことない話で、要するに いまとても暇っす、(これは様々な軋轢を産むかもだからずっと躊躇っていた)とお伝えしたら、右目の奥からすーーっと頬にかけて水が落ちていったのを感じた。

変だ。、

なにかを言葉にしようとするとき、
同時に情緒の線も緩んで、眼から水が溢れてくるの、

本当に、なんで

頭ではなく、おなか、のあたりからゆっくり出すことば、というものがあって

おなかから少しずつ上にあげて吐き出すときに、
口だけじゃなくて、眼の奥の違った回路も空いてしまうみたい、

これ、たとえばYouTubeで本音を話すと泣いてしまう、理由、とかで調べたら、すごく専門的に単純明快な論理で、書いてあったりするんだろうか、なんらかの欠陥なんだろうなとおもう


水を出しながら、なんともない顔をして、私は
上司の顔をすこしだけ睨みつけていたが、
先輩が、とおりがかった先輩に頰のあたりをみられて、とても、とても恥ずかしかった。

意味がわからないことで、目から水がでてしまうこと、本当に恥ずかしくて、

やめたい。透明でさらさらな鼻水が、目から出てしまっている、それだけです。それだけなんです。花粉なんです。梅雨のせいです。季節の変わり目です。


父にあるとき、言われたことがある
あんたは、自分が悪くて怒られるべきと思ったときに怒られずに同情されたりすると、涙を流すとこがあるからね

よくみてるね、絶妙に当たってて親だな、とか思う そうだね、でもそうじゃないかも

泣くのは、悔しいからです


負けず嫌い、と誕生日占いで出たとき、負けます、ぜんぜん負けます、ふつうに負けます、といいました

だけど、本当は負けず嫌いなのかもしれない、傷つきたくなくて諦念とかいうやつを身につけてしまっているだけなのなもしれない

諦める、あきらかにする、なにができてなにができないか、あきらかにする、なにもあきらかにできていないこれは、あきらめとは違う。
これは、ただ逃げているだけできっと、自分が見たくないもの、苦手なものから遠ざかって蓋をして、一つも諦めてなんていない癖に諦めるふりばかり上手になった、最初から諦めてます顔が私の顔に張り付いてしまってなかなか剥がれない、その顔はじわじわ内側にきて、諦めるふりが板についてきて、私は大人になった、諦めることも上手になったよ。

そう錯覚をしていた、だけだった

本当はじたばたしたいくらい悔しい、
人がすごく羨ましくなったり、妬ましくなったりする、人の持っているもの、環境、才能、性格、性質、羨ましいですよ羨ましい!だって羨ましいんですもん。


涼しい顔した大人になんか一生まだまだなれそうもない。だから、ひたすらやりたい。ひたすらやって、やって、やって、やって、やって、やってくたくたになるまで、やり尽くしたい。


上司から、のアドバイスきく、きく、聞くだけきいてたまに無視する。、考える、決める、これを自分でコントロールする、聞いたことをそのままやるのなんてただの保険なんだから、はやくその保険からあったかい保険から私は抜け出さなきゃいけない 2024










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