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2.5 architects 森藤文華 + 葛沁芸
2021年4月12日 00:50
2020.08.23 | 葛とある暑い日の午後、東京ビエンナーレ事務局の方々に市ヶ谷の事務所までご足労いただき、私たちの描き続けた地図を使った、テスト・ワークショップをさせていただいた。新型コロナウイルスの流行を踏まえて、少人数でできる形でのいくつかのワークショップを計画し、試行させてもらった。ここでは特に、フィールド・ツアーを疑似体験してもらったワークショップと、我々が描いたように、地図
2021年3月30日 13:50
2020.08 | 葛7月の終わりに差し掛かった頃、再開して間もない東京都現代美術館に「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展を観に滑り込みで訪れた。異様なほどの賑わいを通り抜けて、吹き抜けの大きな気積を堪能しつつ、常設展の方にも足を延ばした。オラファー・エリアソン展からもいくつか得るものがあったが、埋立地の地図を黙々と描き続けていた私の目に飛び込んできた「銀ヤンマ」に、心を奪われ
2021年4月5日 10:50
2020.07 | 葛中央防波堤の外側をツアーすることも、人を集めてワークショップをすることもできない今、東京ビエンナーレの開催もどうなるかわからないけれど、我々にできることとしては、とにもかくにも、青海三丁目地先の地図を描いてみることなのではないか、と思った。思い立ってすぐ1、2日かけてgoogleの衛星写真をひたすらにスクリーンショットした。中央防波堤の外側も含めると膨大な画像の量。今
2021年3月18日 19:30
2020.04 | 森藤埋め立てられてできた、まだ何もない土地。そこには静かな木々と空き地が広がっていた。東京の中でも近くて遠い場所。そこへどのように触れるかを考えていた。桜が散り、日差しが徐々に強くなる頃、新型コロナの猛威が列島に広がり、東京はついに緊急事態宣言が発令された。窓から見やる天気は穏やかなのに、連日跳ね上がる感染者、報道するニュース番組、そういったものに気持ちは灰色に