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梅雨のすごし方①〜ハト麦 #0017

二十四節気では「小満」をむかえました。
「小満」は地上にあるものの命が次第に満ち満ちていく頃です。
万物が輝く季節!
バラや芍薬も美しく咲いていますね。
先日、植物園のバラ園に行きました。色とりどりのバラが咲き誇って、それはそれは美しく、生命エネルギーに満ちあふれていました。

梅雨の前にできること

外の陽気がどんどん高まっています。
梅雨の前に少しずつ太陽の光を浴びて、体の中に「陽気」を取り込んでおくと、夏に過ごしやすい身体作りができます。
(紫外線対策もお忘れなく!)

また、ピラティスなどの運動や、散歩、入浴などで汗をかき、梅雨に増える「湿」を排出する身体作りもオススメです。

湿気を追い出す「ハト麦」

利尿効果があり、体にたまった湿気を取る作用のある食材といえば
「ハト麦」です。

さっそく「ハト麦」について調べてみよう!

「ハト麦」
五性:甘淡
五味:涼
帰経:脾・肺・腎

「ハト麦」中医学で薏苡仁・ヨクイニン」といわれ、生薬としても使われます。
「ハト麦」は胃腸の湿気をとり、排尿させ、浮腫みをとります。
また、イボや湿疹にもよいと言われています。

※妊婦さんは控えましょう。


「ハト麦」を茹でてみよう!

「ハト麦」は「ハト麦茶」や、そのままポリポリいける「食べるハト麦」などがありますが、茹でた「ハト麦」はオススメ。

■ ハト麦~100gくらい(無漂白のもの)
① ハト麦は洗ってザルにあげ、水気を切る。
  ボウルに入れ熱湯を注ぎ、ふたをして一晩おく。
② きれいに洗って水気をきる。
③ 鍋にたっぷり湯を沸かし、ハト麦を入れ、時々かき混ぜながら20分ほど茹で、ザルにあげる。


スープや味噌汁
に入れたり、炒め物に加えたり、温野菜サラダのトッピングにしたり、小分けで冷凍もいいかも。
「ハト麦」少しずつ取り入れて、「梅雨」を軽々乗り越える身体作りを始めましょう!


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