梅.4 九州豪雨の一夜、排水口で耐えた命(その後の経過1)
救出する直前の映像。排水口に投げ込んだカリカリを食べてくれ希望がもて嬉しかった。
救出直後、急ぎ自宅に連れ帰り、先住猫への感染予防のため、取り急ぎダンボールに入ってもらった。
暴れる元気もないが、警戒心はさほど無く弱々しく鳴いていた。
まず水を差し出したが興味は示さなかった(仔猫はあまり水は飲まない場合が多い)。
ドライフードを与えたら、弱々しいが時間を掛けて完食してくれた。
9時開院の病院へ一番乗りした。
体重は、340g、外部の損傷は見当たらず、目ヤニの除去と長く伸びた爪を切ってもらった。
ノミ・ダニ駆除のフロントラインプラスの投与、そして蟯虫・回虫の検査もしてもらった(後日、電話にて「問題なし」との検査結果の連絡をもらった。)。
豪雨の排水口と言う過酷な状況を過ごしたにもかかわらず、ダメージは思ったより少ない事に驚き一安心した。
首都圏在住時に所有していた子猫用のグッズは全てマンションに置いてきてなにもなかったため、小さめのトイレ容器と飼育用のケージを購入した。
トイレを入れてやると、即使用してくれた。
初めてのトイレなのに、きちんと砂掛け後処理も出来るのは、本当に不思議だ。
救出から一夜明けた 2日目の朝、とてもリラックスしている。
また、ケージの側に人が寄ると、毎回、グルグルと大きな音を出す。
顔も体もホコリまみれで、動くとノミが落ちる状況で、早くお風呂に入れてキレイにしたかったが、フロントラインプラスの投与後、そして体力にもまだ不安があったため、1週間待つこととした。
生後1ヶ月程度の仔猫は、「ニャン」とは鳴けず、自転車の急ブレーキの様な声を発する。
たぶん、人間の耳では聴くことが出来ない高周波を発しているのだと思う。
保護3日目 初めて猫じゃらしを振ってやったが、とても興味を示した。
保護4日目の朝、右目に比べて左目が少し小さい。
猫じゃらしを上から垂らしてやったら、一人で延々遊んでいた。
この頃から、キッチンでの物音で、もう直ぐご飯がもらえると言う事を察知する様になった。
保護5日目 ご飯を激しくアピールする様になった。
深夜のご飯が済むと翌朝まで、ケージの中でおとなしくしていて偉いので、この日は早朝、おやつを上げた。
保護5日目 朝食(2度目)
保護6日目 元気過ぎて、良く鳴く様になった。
手を出すと遊びたがるり、網を噛み歯が引っかかってしまった。
梅、保護6日目 おはよう
保護6日目 鳴き声が、まるで人間の赤ん坊のようだ。
実は、昨日、下痢が酷く10回程軟便した。
ささみと新ビオフェルミンSを少々混ぜて食べさせるようにしたら、翌朝から、特に問題なく良好となった。
前回より、食べるスピードが速くなっている。
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◯ 九州豪雨土砂降りの一夜、国道の排水口で一晩耐えた命 - 梅(前編)
◯ 九州豪雨土砂降りの一夜、国道の排水口で一晩耐えた命 - 梅(後編)
◯ 九州豪雨土砂降りの一夜、国道の排水口で一晩耐えた命 - 梅(救出後当日の経過)
◯ 九州豪雨土砂降りの一夜、国道の排水口で一晩耐えた命 - 梅(その後の経過1)