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組織づくりから学んだことを組織づくりへ生かす~僕の新しい挑戦~


 雑談


今日、月曜日は振替休日でした。「平日休み最高!」って思っていたのですが、でも、どこかやっぱり平日感があって休日は週末に限るなぁなんてことを思ったり。でも今週は4日間の勤務なのでそれはそれでいいなぁなんて。昨日は父の日ということで、妻が我が子の代わりに「ホーム居酒屋」を開店してくれて、注文した料理をその場で作ってくれたり、高級ビールが出されたり。ありがたい一日でした。
 

組織づくりに関心が湧いた3年前


今回は「組織づくり」というテーマです。そもそも「組織づくり」って言うと大それたように聞こえますが、僕の考える「組織づくり」は学級経営や学年運営といった子どもたちのものも当てはまりますし、職場関係もそうです。その分脈で言うと小学校の先生をし始めた時点で「組織づくり」には携わっているわけですが、僕が「組織づくり」を本格的に勉強し始めたのは、学年主任を初めてした3年前(厳密に言うと6年前に名ばかり主任はしておりましたが。)になります。当時、28歳の僕が異例の若さで学年主任(しかも4クラス)を任された時は鳥肌が立ちました。まだまだ2番手のエゴプレイヤーとしてやれると思っていたので、想定外のことだったのです。「学年主任として学年の先生たちをうまくまとめなければいけない!」そんな初心な若手主任のビビり心からか僕の組織づくりがスタートしました。
 

牽引しようとしていた当時の僕


学年主任1年生だった僕の心は「学年の先生の先頭に立ってみんなを引っ張っていくぞ!」という心意気だったわけです。学年の先生に仕事を振りながらも全てのことに関わろうとしていました。まあ、「任せる!」と言っていたにも関わらず任せきれてなかったわけです。うまくいかないクラスもある中で、「これは俺の責任か…」とか思うこともあったわけです。まあ、とにかくビッグマウスだった当時の僕が「4クラスさえうまく運営できないのか」と思ったわけなんですよね。
 

ティール組織と車の助手席


そんな中で僕がチョイスした本が「ティール組織」だったわけです。そう、あの分厚い本。その中で当時の僕に響いたのが「自立分散型組織」だったんですね。要は階層構造ではなく、フラット構造で互いにつながり合う組織です。「あぁ、これだ!」そんなふうに思ったのを覚えています。そして、もう一つ、先輩の先生と飲みに行った時に「学年主任はど運転席ではなくて、助手席に座ることが大切だよ!」とアドバイスをもらいました。なるほどなーって思って。自分が居なくても自走する組織。でも道標はしっかり出せるそんな人になりたいって思いました。
 

学年主任3年目の今


今年は年下が1人。年上が2人で僕が学年主任です。最初は年上の先生たちとどうしていこうかなぁって悩んでいましたがもう今では学年のとしての土台に乗っています。結局は人なんだなって思っています。今年組む先生はどんな人かなぁってところからしっかり自分と繋がっていく。そして、他の先生たちを繋いでいく。そこが僕の組織づくりをする上での最重要事項になりつつあります。
 

CECという新たな挑戦


職場は半強制的に人が集まり、半強制的にチーム分けされ、いわゆる与えられた状態での組織づくりになります。今、僕にとって大きなチャレンジになっているのが、前回の記事でも書いたCanva Educators Community、通称CECの運営です。これはまさに0から作るコミュニティづくりです。また別の力が必要です。今もまさにもがきながらやっていますが、とても難しい。けれども、可能性に満ちているチャレンジです。一緒にやってくれる仲間もいます。まさにVUCA的なコミュニティだなって思います。けれども、そんな新しい形の組織づくりに一緒に関わってくださっている先生たちもいて、そうした繋がりを大切にしていこうと思っています。
 

滋賀の先生たちをつなぐ


僕のミッションを達成するために立てた中間目標。それが「滋賀の先生たちをつなぐ」ということです。Canvaというツールを使って、子どもたちによりよい授業をしていきたいという志のある滋賀の先生をつなぎ、一つの組織としてつくりあげていく。

まとめるわけではなく
牽引するわけでもなく
ゆるやかな繋がりのもと
一緒につくっていく

そんな感じで僕の「組織づくり」の新しい挑戦は始まっています。

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