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オーダニーボーイ

いつも
何となく
口づさんでいた曲がある。

懐きやすく
癒され
幻想的で 
これからの未来が愛おしく想う

そんなイメージのうた

そのうたは
オー ダニーボーイ
という歌だった。

戦争の歌?
えっ?そうなの?

驚いた。

あれ?
何で俺口づさんでるの?
どこで覚えた? 

わからない。

アイルランドの民謡?
1913年? 
エルビスプレスリーも歌ってる?

「マジかよ!」

検索する。
めっちゃ有名曲じゃんっ。

オー ダニーボーイ
オー ダニーボーイ アイラブューソー

オー ダニーボーイお前がいないと寂しくてたまらない

谷が静まり 白い雪に覆われた時
陽の中でも日陰でもおれは待っている

夏が終わり 薔薇はみんな散ってしまった
墓の前で跪き 最後のお祈りを

バグパイプの音は今朝も
谷から谷へ
そして山際まで響き渡る

オーダニーボーイ
オーダニーボーイ
お前がいなくて寂しい 


こんなにもせつない歌だったなんて。

頭にずっと残っていた歌は、こんなにもせつない歌だった。

これは何か大事なことを皆に広く知らせろと暗示している。
そうかもしれない。

何となく口づさんでいた。
超有名曲。

アイルランドなんて想像もつかない場所から受信

戦争よ
戦争よ
人と人を切り離すものよ
どうか
どうか
戦争という”言葉”自体なくなってください

人と人をどうか結びつけてください

僕は
オーダニーボーイをこんな歌詞に作り変えて今、歌う

”オーダニーボーイ 人と人を繋ぐパイプよ
隣の山に大声を出すなら
そちらの山から大声で応える者がいる

あなたが寂しいと叫ぶなら
私はここにいる と叫び返す

偽りの墓の前で確認しよう
いつかはこの墓に入るまで
僕らは手をとり
未来を謳歌するのだ

武器を手に取る者がいたら
その手を下ろしてあげよう

拳を握る者がいたら
その手のひらを温めてあげよう

怒りは勇気
勇気は未来のために
皆んなで手を取り合うために使う手段
オーダニーボーイ
オーダニーボーイ
いつかはお花畑で埋め尽くされた墓の中
オーダニーボーイ
オーダニーボーイ
皆んなの笑い声がこだまする 小高い丘で”

うん。
いいね。
僕のオーダニーボーイ

今日からコレで。



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