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二度目の喧嘩で分かったこと

以下備忘録。

【発端】
体調不良で仕事を休んで彼の家で寝ていたところ、全くこちらを気にかけ心配する素振りのない彼に不満を覚える私(仕事から帰ってきた彼にだけ家事をさせるのが申し訳なくキッチンに立っていたがあまりにも気遣う様子がなく悲しくなる)
VS
自分も家族も体が強く人を看病する習慣ゼロで育ってきた&共感力低めのため心配できない彼(むりして家事する意味が分からないし顔色伺えないからそこまで具合悪いなら口で言ってほしいと病人にキレる)

【経過】
傷ついた私が悲しみをぶつける→彼が苛立ち→なんで怒るのか理解できなくて問い詰める→彼がキレまくる→びっくりして怖くて泣く→火に油

【冷静に自分の考えを整理】
・別人のように怒り(態度や暴言)をぶつける彼の姿が正直ショックで、はじめて別れを考えた

・彼と会わない間にいろんな人と話して、彼の好きなところ、気が合うところ、嫌なところを整理。まだ好きが勝っているから、もう少し頑張ろうと決意。一緒にいるために現実的にどうすべきかを考える。

・なんにせよまずは仲直りしたい

【収束】
・前回の喧嘩から、この状態になったらもうとにかく私が引いて待つしかないと学んでいたので、2,3日置いて彼を冷静にさせる時間を作ったところ、無事あちらから連絡が(自分の学びがきちんと生かされていることにちょっと感動…noteに備忘録つけてきちんと落とし込んだ甲斐がありまくり…)。

・彼はLINEで話したそうだったけど、メッセージでのやりとりだと温度感が分からなくてさらにこじれそうで怖かったので、iPhoneメモに原稿用意して電話で伝える方向に持っていったらそれがかなり功を奏した(これも前回の学び!!)。今すぐ答えなくていい、考える時間が必要なら私の話聞き終わったら一旦切ってもいい、切らなくても考えまとまるまで待つ、と前置きした上で落ち着いて話したらちゃんと最後まで聞いてくれたし、伝わったみたい。あっちの気持ちも話してくれた。私はとにかく彼が無言の間は追撃せず黙って待つこと、彼が話してる間は否定したりせずひたすら相槌を打つことに努めたのだけどそれも正解だったと思う。

【私が伝えたこと・最終的な帰着】
・私が今好きで一緒にいたいのは理想通りの恋人じゃなくてあくまで彼。理想通りの人になってほしくて希望を伝えてるんじゃなくて、お互いの思う「ふつう」の違いがあってぶつかった時に、二人が今後上手くやれるラインを探すために、どういう時に傷つき、嬉しいのかを私は伝えている。そしてあなたにとっての「ふつう」も教えてほしいと思っている。お互いの「ふつう」を知っていくこと、その上で歩み寄っていくことが付き合うということだと思っている。

・私は悲しみが強く出過ぎるタイプで、彼は怒りが強く出過ぎるタイプ。こうして今日の電話みたいに落ち着いて話せれば、お互い嫌な思いせずに済むから、なるべくこのかたちに持っていけるように二人で努力していきたい。私は傷ついてもその場でぶちまけないように気をつけるから、あなたも苛立ちを一旦持ち帰れるように頑張ってほしい。もしできなくても、その時はちゃんと謝ろう。

【今回の学び】
・改めて、「きちんと言わなきゃ伝わらない」(彼は共感力が低いので特に)。
私だったら気づいてこうするのに…と思ってもむだ。私はむしろ共感力高めなので、自分を基準にあてはめてもちぐはぐになる。ひとまず、不調がある時は察してもらおうと思わない!「調子が悪いから◯◯お願いしてもいい?」と初めからはっきり伝える!

・怒っていれば(傷ついていれば)何を言ってもいいわけじゃない。
お互いに、苛立ちや悲しみを感じた時、なんとかかんとか頑張って持ち帰って、その場では絶対にぶちまけない。(今回の一番大事な結論。私にとっても彼にとっても一番の課題)
不満を伝える時は、「落ち着いてる時に原稿用意した状態で電話で話す」が鉄則。相手がLINEしたがってても、わけを素直に説明してとにかく電話。直接だと上手く話せない、LINEだと上手く伝わらないのでこれがベスト。絶対守る。相手が話してる間は口挟まずに聞く。黙ってる間はひたすら待つ。
真剣に話す時はこの状態に持っていけるように頑張るし、彼にも頑張ってもらう。できなかったらちゃんと謝る。

・不満を伝える時、前置き(相手へのフォロー)の仕方が重要。時間を置いて彼から送られてきたメッセージは、彼が悩んでるポイント、引っ掛かっているポイントのはずだから、そこのフォローをまず全力でした上で意見を伝える。
例: 「◯◯するのが普通って言ってたけど、俺はきっと普通じゃないってことだよね」
→私の言い方がよくなかった。私が正しくてあなたがおかしいと言いたいわけじゃなくて、お互いにとっての「ふつう」の基準が違ってぶつかっている状態。

「◯◯の理想の人と俺はかけ離れてると思う」
→完璧な理想の恋人になってほしいんじゃない。今好きで一緒にいたいのはあくまであなた。
私の理想に合わせて変わってほしいわけじゃないけど、二人の「ふつう」の違いを知っていくのが付き合っていくということだから、そのために私の「ふつう」をまず伝えてるだけ。あなたの「ふつう」も聞いて、その上でどうするか一緒に考えたい。

とにかく今回は彼の怒りVS私の悲しみが物凄かった。大人の男の人に敵意むき出しにされるのは本当に怖い。付き合ってるうちはいいけど、私の夢は「帰りたいと思える家・家族を持つこと」だから、いつもビクビクしてなくちゃいけなかったり、あまりにも気持ちに寄り添ってもらえないなら将来は考えられないから、お別れした方がいいと思った。でも好きだから、すぐには別れられない。まだ楽しい時間とか気の合う部分の方が多い。そこが支えにならなくなったらその時はお別れした方がいいんだと思う。彼も私も簡単に変われるわけじゃない。私なりの目安は「夏が終わる頃」。その時に、二人が何も変わっていないなら、別れる。話し合いが苦手な彼が自分から別れ話をすることはないと思うから、私から切り出す。そんで、その時は喧嘩別れじゃなく、楽しく幸せな時に伝えると決めている。昨日本屋で回避型愛着障害の本を立ち読みしていて、今回の喧嘩がきちんと収束できたら(彼と今後も一緒にいるなら)購入しようと思ったんだった。今日あたり買って帰るかな。

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