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小学1年生のチャンピオン【親が取り組んだ10のこと】ポケカ

はじめまして、にこまです。
この度、息子が2020チャンピオンズリーグ(以下、CL)愛知にて小学1年生で優勝することができました。

記録をたどれる限り過去に小学一年生がCLで優勝したことは見つけられなかったとのことでしたので、記念に記事を書いてみたいと思います。自分への備忘録も兼ねております、ご承知おきください。


(この記事はタイトルの内容は全て無料で読めますが、一部有料となっております。頂いた資金は子供へご褒美のイーブイをプレゼントすることをお約束いたします)

◇◇◇

まずは簡単な自己紹介を。

名前:にこま(Twitter:@25nikoma25)
首都圏を中心に活動するポケカプレイヤーの息子達を応援する二児の母です。
好きなポケモンは、ジラーチとアルセウス。
ちなみに、プレイヤーとしての素質はまだ開花されていません。

二児の母と書きましたが、ジュニアリーグに所属する子供が2人います。
今回のCL愛知を優勝、公式に“前代未聞”とうたわれたのは弟の方です。
この春、小学1年生になりました。
公園で遊ぶのが好きな男の子です。

兄の方は、今大会3位入賞。
まさかの兄弟揃ってのW受賞でした。
準決勝で兄が敗れるも、弟が決勝戦でリベンジを果たすという少年ジャンプ的なストーリーでした。
友達とフォートナイトで遊ぶのが楽しい男の子です。

◇◇◇

せっかくプレイヤー自身ではない私がNoteを書くのであれば、うんと保護者目線の記事にしたいと思い、このようなタイトルとなりました。

ですが、子育てについては賛否両論あると思います。決して同じ方法を勧めているわけではありません。うちの家庭はこうした、所詮それだけのことです。


さて、本題に入ります。


① ほめる
褒めました。負けた時も褒めました。
ポケモンカード(以下、ポケカ)でバトルする時は誰だってひとりです。

小さい子ならなおさら25分間ずっと戦いの姿勢を保つのは大変です。よそ見だってするし、飽きちゃう時もある。大人とバトルするのは怖いって思う時だってあります。
だから、誰かとちゃんとバトルできたら、たったそれだけでも褒めます。
負けてても褒めました。
最後までそのゲームに向き合えたことを褒めました。


② 楽しむ
楽しくポケモンカードができないなら、やらなくていい、と伝えたことがあります。
心身病気になってまで、耐え精進することは違うと思いました。
今日はカードしない、そんな日があってもいいのです。


③ 友達をつくる
これは②の延長の話になりますが、友達とやるポケカは楽しいですよね。

一人でも遊べるのがポケカの良いところではありますが、趣味を共有できる友達は宝物です。
対戦してくれる相手がいる、ということはとても幸せな事だと解っていてほしいなと思います。

大会でCSPを取ることが目標なら、いつか一人では超えられない壁に遭遇します。
そんな時、一緒に切磋琢磨できるお友達は宝物です。いつもありがとう!


④ 好きなポケモンを見つける
あればなお良し、ですかね(笑)コミュニケーションの幅が広がります。
新弾出た時に、推しがいるとテンションが上がります。


⑤ 学校も大事
ポケカが楽しいから、はたまた勝てるからといって、何かをないがしろにしていい理由にはなりません。

週末の大会がどんなに忙しくても、絶対に宿題はやってもらいます。
常に100点満点を取れとは教えていませんが、そうなってほしいと思うのが親の隠れた本心です。
学校は学校。ポケカはポケカ。


⑥ 目標を明確にし共有する
我が家では大会ごとに1つだけ目標を立てています。

まずは子供自身で決めて、その後、親が現実味のある内容や言い回しになるよう助言していくスタイルです。
1回戦目は勝つぞ、とか、あのデッキには勝つぞ、とか。
今回のCLでは「予選の5回戦を時間内に勝つ」でした。

この目標は忘れないために、こまめに共有します。
そしてその目標に見合ったデッキ選択をするよう心掛けました。


⑦ 憧れの人がいる
芸能人でも学校の先生でも何でも素敵だと思います。
幸運にも息子はポケカ界で素敵だと思える人達をみつけることができました。
私自身も見つけることができました。

子供と接する時の優しい言葉遣いが好き、カードシャッフルが上手い、対戦中の接し方が好き。
デッキ構築の好みが似ているとか、つい有料記事を買ってしまうとか。
清潔感があるとか、親身に話を聞いてくれるとか。

挙げ出したらきりがないですね(笑)自慢ではないですが、私は人様の素敵な所を見つけるのが得意です。そしてそういう場面に出会ったら、なるべく子供に伝えます。あの人の〇〇すごかったね、とか。

親がわくわく楽しそうに話していると、自然と興味を持ってくれているように感じるので意識して続けているポイントです。


⑧ “悔しい”という感情を知る
これは大会で勝つためにあえてさせていることです。わざわざ子供が辛いと感じることをさせるのは親としてどうかという意見がきそうですが、時々は心を鬼にします。ときどき、ですよ。

なのでジムバトルなどで年上の方とマッチしてしまっても、ドロップはさせません。

以前、自主大会に参加させて頂いた際に、予選1位をかけた試合で起こったことです。
息子のカードがくっついていて、サイドを7枚並べてしまったことがありました。いざサイドを取る瞬間になって発覚。ジャッジ判断によりゲーム不成立→負けとなりました。

初めての“大会で成績を残せた”と実感できるはずだった最中の出来事です。
厳しい裁定だったかもしれません。やり直しすら許されない強制終了。当然、大泣きです。

でもこの時、この裁定になったことを私は感謝しています。
これを機会に競技としてルールを重視する事の大切さを彼は身をもって学ぶことができたのです。
当然ですが、ルールを大切にできない、守れないことは、参加する資格さえ与えられないと思います。

この経験により、悔しいと歯を食いしばることができたからこそ、得られた成長が、今回の結果に繋がったのだと思います。


⑨ 自由な発想を大切にしてあげる
これはポケカを始めたばかりのころ、先輩パパさんから教えていただいた事の一つです。

親自身がある程度ポケカが出来るようになると、そのプレイングは違うだろ?と気付くようになります。息子にもそういった場面が多々あります。

ですが、その先輩パパさんは、掛け算すら習っていないであろう小さい姿の息子相手に、どうして〇〇したの?と、まず聞いてくれるのです。
一見無駄な動きをしていても、ちゃんと考えてやっているのだから偉いよ、と私にも教えてくれました。
そうやって第二の方法、第三の方法を見つけていく姿を見て、私は反省しました。
それ以来、不思議なプレイングをしていたら、どうして?と理由を聞くよう心掛けています。


⑩ もう一回お願いします、が大切
大会に何度か出るようになって気付いたのは、予選で敗退してしまって号泣していても、その後サイドイベントに行ったり、負けた相手にフリー対戦をお願いしている子がいる、ということです。
負けたからもういいや、で済まさないところは、大人顔負けというか、ポケカ以外の面においても、私も見習わなくてはなと思いました。

真剣勝負で負けて、涙が出るほど悔しい経験をしたところに、ぐっと気持ちを切り替えて、自身でもう一戦を願い出る。そんな子が弱いわけがありません。
息子も毎回できるわけではありませんが、そういった場を許されたなら、ぜひ願い出れる子になってほしいなと思います。


以上が、小1の息子と母が取り組んだ10のこと、です。


最年少記録(仮)を得られたのは素晴らしい経験ですが、継続することの方がより険しい道のりだということも自覚しています。

たかだか7歳、これからたくさんの壁に遭遇するでしょう。
そんな時は、この経験を誇りに、自信をもって前を向いてほしいなと思います。
ママはいつでも あなたを応援しています。素敵な経験をありがとう!

◇◇◇

①ほめる
②楽しむ
③友達をつくる
④好きなポケモンを見つける
⑤学校も大事
⑥目標を明確にし共有する
⑦憧れの人がいる
⑧"悔しい"という感情を知る
⑨自由な発想を大切にしてあげる
⑩もう一回お願いします、が大切

◇◇◇

長くなりましたが、ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。


ここからは、おまけ(有料部分)となります。CSPを取ってWCSを目指す限定した方向けの内容となりますので、興味のある方のみお付き合いくださいますと幸いです。

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