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サッカーリバプール監督から学ぶ、理想の保育園の園長像

イギリスプレミアリーグにリバプールというサッカーチームがあります☆

日本人選手が居るということもあって、注目しているのですが、

このチームは余剰戦力が多く、そのため毎回全員が試合に出場できるわけではありません。

しかも、持っている実力はみんなトップレベルで、

控えの選手とレギュラー選手との実力差があまりないのです。

なのに、一人ひとりモチベーションがとても高いんです!!

ずっと試合に出ていなくても、急に呼ばれて試合に出場するようになっても、思い切り自分の持っている力を発揮します。

しかも自分がアピールするんだ!と我を通そうとするよりも、チームの勝利の為に尽くします。

それはなぜなのか。。

普通なら、なぜ自分は試合に出られないのか!って、

不満が出ますよね。

日々の練習から、監督が一人ひとりにとても気を配っています。

今、なぜ君は試合に出られないのか、試合に出るために必要なことは何なのかなど、常に丁寧にコミュニケーションをされているようです。

自分の良さは十分に理解してもらっているし、試合に出ていなくても、必要とされていると実感しているようです。

なので、試合に出られないメンバーも、練習から全力でモチベーションが高く保てています。

余談ですが、このリバプールのクロップ監督、大会で優勝した際、決勝に出場していなかった選手の分のメダルが足りませんでした。

それを知った監督は、主催者側に記者会見でメダルをさらに用意するように要求したのです!

そこまで気を配れる監督は凄いなって思いました。

試合に出ていなくても、自分の事を評価してくれている!と思いますよね。

それが、保育にも参考になるなあって思いました笑

保育所は保育士がそれぞれの持っている力を発揮することと、チームとして連携して、独善的にならずに『子どもの為』という目標に向かって保育する必要があります。

そのため、リーダーというか全体を引っ張る人がとても大切です。

個々に任せ、自由にさせているだけでは一つにまとまりませんし、サッカーでいう控え選手の仕事のような、準備や片付け、掃除などの陰の仕事のモチベーションも上がりません。

目立たない仕事も頑張っている保育士が居たら、きちんと見ていて、評価しているよ!と伝えることが大切です。

保育所の園長や主任のような、保育現場を仕切るような立場の人は、日頃から保育士それぞれに気を配り、それぞれの良さを理解して、モチベーションが保てているのか、園の理念や考えを共有出来ているのかを確認をする必要があります。

また、不平や不満がないかを知り、もしあればじっくり話しを聞いて調整することが大切です。

現場を仕切るような立場の人から、きちんと見られていて評価してもらえているんだという実感を持つことで、保育のモチベーションも上がると思いますし、子どものためにチームでいい保育をしよう!という意識も持てるのではないかと思いました☺

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