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転職のきっかけとなる三要素の一つ、「ステータス」に関して

 ジョブホッパーの私が考える、転職を繰り返さない為にできること。それはそもそも「転職」という選択肢を視野に入れないこと、であると考える。では、どうしたら考えないのか。むしろなぜ考えてしまうのか。この要素には「ステータス」「時間」「未来」という三つの要素があるとお伝えした。
今回のテーマでは「ステータス」に関して掘り下げる。

 そもそも他の二つの条件が漢字二文字に対して「ステータス」とは語呂が悪いが、適切な言葉がどうしても思い浮かばなかった。何はともあれ、今回この「ステータス」に含まれる定義を明確していく。

1.給与

 どこかのnoteの記事に「給与は幸せの定義ではない」と書いている方がおり、同意する。しかし、あり得ないが全く同じ仕事、人間関係、働き方などの条件だと給与が高い方を選ぶのが世の常だろう。
 これは転職活動にも言えることであり、同じ仕事ならばより銭が稼げる仕事、と考えてしまう。資本主義社会の傍流から逃れることは難しい。
 これの対策としてはある程度自分の中で「幾らぐらいもらったら満足である」という目標を決めれば良い。また、その目標は現実的でなければならない。世の中、青天井なので。究極、給料を最大化したいのであれば、正直サラリーマンは選択肢ではないとすら言える。

2.職位

 上記の給与に関しても幾らぐらい欲しいのかというのは個人差がある。人によって幾ら給与を得られた満足、というのは異なる。趣味がスポーツカー集め、なんてなったらもはや幾らあっても満足しないし、「トミカに変えた方が。」というアドバイスこそ適切になる。
 そしてこの「職位」という条件に関しても同じで、自分の自尊心が満たされているようなポジションがどこであるのか、と言う要素のことになる。
 職位は将来の自分の価値にも影響することがあるので、ある程度高くしておくに越したことはない。しかし、職位は同じ会社にいて、労せず手に入れられるものではなく、そもそも椅子の数が決まっているので、運も必要となってくる。その椅子が手に入らなければ転職、とすると結構転々としてしまう可能性が内包される。
 職位が高くても給料が低い、また逆もある。なので、職位と給料は相関せず(実質的には相関するが)、別々の要件と定めているが、給与と同じように、自分はどこで満足をするのか、本当に欲しているのかと考える必要がある。

3.所属する会社のブランド

 大きな企業に勤めている時に周りに「誇り」のようなものを感じたことがある。正直「見栄」、言い方を変えればプライドであるとも思うが、所属する会社というのも一つの転職を考える要素となり得る。
 誰もが知る会社に勤めている場合、そこで実質的に何をしていようが、それを深く知らなければ「へぇ、グー〇ルに勤めているなんて優秀なんだね。すご~い」合コンに名刺を出してモテる勢いになる(古いっすね)。これは自尊心にも繋がる。同じ給与をいただくのであれば、更に自尊心が満たされたいということもあるだろう。
 個人的には大きな会社に勤めるメリットは他の記事でも書いているので、お勧めはするが、このブランドのみを考えて転職活動をする場合は余程働いてみたい企業がある、ぐらいの話にはなると思う。しかし、零細企業か、名のある企業か、と比べた時に多くの方が後者を選ぶ、或いは推奨するのではないだろうか。

以上が、「ステータス」としての条件となる。上記のうち、1つでも自分の指標に合致していない時には転職活動を考えてしまう。この指標は自分が設定する100%の主観のものなので、気の持ちようで満たされていない、いるの評価が変わる。
 例えば「職位」に限っていると、あるか分からないが、給料が2,000万なのに「主任」で転職を考えている場合、「私はそこまで課長になりたいのか?」とか考え方を具体的にするのに役立つ。サラリーマンである以上、確かに役職は大事なのだが、社長にならない限り、上と下に挟まれることに変わりはない。

良い、転職分析を。

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