リアル40代の就職活動で思うこと、色々。(その2)
今回は下記の資料の続編のようなものです(題名を見たら言わずもがな。。。)
40を過ぎてしぶとく就職活動をしているが、今回は自分の心境として初めて「転職できないかもしれないな」ということが脳裏を過ったこと。
今までの人生で、あまり「転職ができない」と思ったことはなかった。「する必要はない」と思ったことはあるが、あくまでも「できるけどしない」というやや傲慢なスタンスであった。が、遂にここまで来たかな、とも思う。
個人的にはキャリアを構築する上では「転職できないかもしれない」状況とは一番避けるべきことであると考えているので、不安ながらも真偽を見極めるために現状も進めていくこととする。
以下、転職ができないかもしれない理由を羅列してみる。
1.条件が煮詰まり過ぎている問題
まず「もはや何社跨いでんねん」という状態になってくると、大体自分のしたいことや労働の条件な明確になってくる。そうなってくると、単純に「そんな会社はない、或いはそんな会社に行ける歳ではない」ということになる。
単純に若い時は「端的に給料はあまり上がらないけれど、こういうことしたいからこの会社に」ということができたものの、そのように飛び込むような選択ができない、というところがある。
2.望まれるものをやる覚悟があるのか
前回の感想でも思い、自分でも大体書いているのであるが、40での転職活動は30よりも大きい覚悟が必要である、ということ。まさかここまで自分がリスクにビビっているとは思わなかった。。。というか、これだけジョブホップをしていると当然のような気もするが。
あまり自分では言いたくはないのだが、「もうそれを望むのなら、これぐらいはやってもらわないと」というようなことなっており、客観的に言えば今がラッキーということになるのでは、と思う。私だけではないとも思うが、要は役割の割には給料をもらっている、ということらしい。
であれば、今の適切な温度のお湯(もしくはちょっとぬるい)から出て、熱めの風呂に入る覚悟があるのか、というのを真剣に考えないといけない。運はいつか尽きる。だから、それに見合う努力はしなければならない。
3.優先順位が定まらない
恐らく40代の方のほとんどが転職を考えない理由はこれではないかと思う。もともと、人生や転職における優先順位というのを考えるのは非常に難しい。エージェントは常に論理的にここを探ろうとし、よく「あなたの優先順位を1~3のランクでつけて」と言われるのですが、40代の転職では優先順位はない。というか、色々な経験から「あれもこれも」ということになっている気がする。30代の時もないわけではないが、今ほど深く悩むものではなかった気がする。
転職は本来、あまりギブアンドテイクのようなもので考えるものではない。ただ、結局、ワークライフバランスは悪くなるけど給料が、とか長期雇用が、とか、そういうのがより複雑化されていることは、感じる。これは恐らくライフステージによるものが起因していると感じ、シンプルにしたいけどシンプルに決められない葛藤を感じる。
以上、ほぼ愚痴のようなものになってしまったが、現状の転職活動における悩みを書いている。上記から、何度も申し上げるが、基本的に40代の転職活動というのはお勧めしない。
また、一番お勧めしないのは、40代である程度の立場にいる方の転職活動。これは、本当におススメしない。特に大企業に勤められている方は、しないと思うが、絶対しない方がいいだろう。そうすると、必然的に椅子もないのだが。
良い、40代のキャリアを。
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