見出し画像

Zoom飲み会は嫌な時もある

参加したくないZoom飲み会が、今週末に開催される。

元々は普通のZoom飲み会だった。
渋々ながらも、参加するのが極端に嫌なわけでは無い、昔のインターンの所属班での飲み会だ。

しかし、その中のメンバーの1人が言った。

週末のオンライン飲み会なんだけど、話題をある程度決めておいた方が、限られた時間でみんなとたくさん話ができるんじゃないかという話が○○との会話の中で挙がりました。
せっかくなので、
①インターンで感じたことをどう昇華させたか
②近況も含めて、今どのような状態か
③これからキャリアをどう作っていきたいか
みたいな話ができたら、みんなにとって振り返る機会になるんじゃないかなと思ってるんだけどどう思う?

純粋にこの考えと相容れないと思った。
インターンや新人研修ならまだしも、報酬も何も無い休日の夜の数時間を費やしてやる事では無い。

そして何より、やる/やらない の選択権がこちらに無いのが不服であった。
まるで初めから決まっていたかのように。

今、私はこの飲み会を、どのように穏便に断るかについて悩んでいる。

☆ ☆ ☆

Zoomを始めとするビデオ通話は、新しい生活様式を生み出し始めている。
エンタメ、特にお笑いで言えば、ジャルジャルの『ハズレの先生にリモート授業される奴』などの新しい表現技法を作り出した。

その中でもとりわけ、「Zoom飲み会」は発明だ。

しかし、Zoom飲み会は、断りにくいという、ハラスメントに繋がりかねない重大な欠点を抱えている。
STAY HOMEでは、居留守も用事も使えないのだ。

次第にZoom飲み会の 負の側面に焦点が当てられ始めるのではないか。

誰かこのnoteを読んでいる方、上手いZoom飲み会の断り方を教えてください。

☆ ☆ ☆

追記:嫌だと思いながらも断り切れない自分の、「人に良い顔をし続けたい」という部分がこの件を通して浮き彫りになり、すごく陰惨とした気持ちになった。

それと同時に、自分の就活の時のことを思い出したので、近い内に必ず言語化する。

自分の就活については、正直に言えば蓋をして目を背けておきたい。
しかし、これが自分の大学時代に回収し忘れた「忘れ物」のようにふと感じることがあるのだ。ずっと落とした場所は分かっているのに、取りに行かなかった忘れ物。
この忘れ物を取りに行かねば、私は決して社会人になることが出来ない。
だから、目を背けたい出来事だったとしても、歯を食いしばってでも、相対しに向かう。

そんな覚悟をくれた出来事でもあった。



サポートしてくださったら、私が飛び回って喜びます。