桜も咲いていたので、フィルムカメラと散歩した。
📸 Konica C35 E&L
桜の名所、山中渓。 カメラ屋で見つけたKonica C35というカメラを連れてきた。こいつは良いカメラだ。シャッターを押すだけでいい絵が撮れる。
跨線橋から見下ろすホームには、同じように桜を見に来たであろう春らしい恰好の人々がいる。
列車は毎度たくさんの花見客を運んでくる。
こんな春の陽気には、タケノコも売られる。
何も考えずにフィルムカメラを上に向けて、ただシャッターを押。
川に降りて、桜の花びらが水で浮き沈みするのを眺める春。
屋台が出てたら全部買っちゃってたかも。
駅の周りの道を一周して、駅に戻る。
もう一つ、桜がきれいな駅があるからそこへ行こう。
河内堅上駅。こちらは桜の名所として有名なわけではないが、桜がきれいな駅として鉄道ファンには知られている…はず…。
「今日は薄曇りではありますが、気温は25度ほどあります。水分補給を忘れずに」というような内容を、駅員さん放送していた。 暖かい駅である。
24枚撮り。まだ数枚撮れるから、美章園のあたりを歩いてみたい。桜はないが、高架下の雰囲気がよさげだ。
大阪という感じだ。良くも悪くも。悪くもというのは、普通にタバコを吸いながら立ションをしているおじさんがいたりするのである。まあ、これが大阪だし。
そうか?
西成、湊川、新開地みたいな感じだ。
このカメラはピント合わせにゾーンフォーカスを採用している。ピントを大まかに設定して撮るというようなものだから、目測を誤るとぼやける。基本無限遠でとれば特に問題はないのだが、そんな調子でやっているとたまにこうなる。
全部オートだから、暗いところだとシャッタースピードが下がりすぎてぶれやすくなるというのを失念していた。もっと脇を閉めろ。
コニカといえばサクラカラー。次の春にも、コニカのカメラを連れ出そう。