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おたかさん
2021年8月27日 17:55
「雇う側が「やりがい」を強く意識させることで、働き手が低賃金や長時間労働といった環境に順応してしまう。私はこの構図を「やりがい搾取」と名づけました。」(東京大学教授 本田由紀氏 朝日新聞記事より)最近よく聞くやりがい搾取。「やりがい」を盾に、不当な労働条件が横行しているのは悲しいことです。しかし、この言葉がマウンティングに使われる場面にも遭遇しませんか?今日は、やりがい搾取と報酬と動
2021年8月22日 10:30
前回「仕事をどう選ぶのか?「科学的な適職」」では、私のキャリアの選択の体験を中心に、振り返ってみました。今回は、私の仕事選びの考え方の基となった2つの理論と、人事としての視点について。1.最低限必要とする労働条件の整理ハーズバーグの二要因性理論仕事における満足は「動機付け要因」から、不満足は「衛生要因」に起因するという理論です。ただ、不満足(衛生要因)を大きく満たしたとしても、それは仕事
2021年8月13日 17:21
「仏教で座禅やヨガをしながら瞑想するのは、二足歩行のままでは悟れない境地があるからだ」という話を聞きました。コテンラジオ<最澄と空海>よりこれは、体の姿勢によって、考えられることの幅が決まってくるという考え方で、実際、二足歩行によって人間には失った感覚があると話している学者さんもいらっしゃるそうです。ここで思い出したのが、メモを取る習慣についてです。「メモを取りなさい」と言われた時
2021年8月11日 16:44
人事評価で大事なのは、公平性、透明性を保つことです。メンタルヘルスマネジメント検定でも、人事評価で納得感がないとメンタルヘルス不調につながりやすいという話を学びます。納得感を醸成するには、評価が公平であり、透明(誰から見てもその評価が妥当)である必要があります。今日は人事評価について。1.人事評価は何のため企業ごとに重視する軸にそって、人材を評価し、不足する能力やスタンスを企業研修
2021年8月5日 16:08
数年前、乳児の娘を連れ、よく児童センターへ遊びに行っていました。とある女性職員の方と仲良くなり、就職活動をされる息子さんへのご不安を聞く機会がありました。今日は、就活生のお母さまの話から、人事として考えたことについて1.大手を受けない子どもに不安自分の頃とは違うといっても、不安を覚えるお母さまは少なくないでしょう。これに関しては、「母の視点、人事の視点」でもお話したように、今や大手