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眠ったらいいよ

ある友人が僕の入社したい会社に就職した。
その友人は僕がその会社に入社したいと思っているということは知らない。

僕はおめでとうと言ってやればよかったのだが、そうだったのかとしか言えず少し反省し後に自然と話題をその話に再び戻して、やっぱり凄いよよかったねおめでとうと言った。我ながらよく気を遣えたと思う。

別に彼がそこに就職したからといって僕が就職できないわけじゃないということはわかっている。彼がどうこうに関わらず僕の努力と運次第だ。ただ僕の本心は、僕の正直な心は、駄々をこねる子どものように“僕の方がちゃんとしてるのに”と思ってしまっていた。なんて漠然とした自負だろうか。彼には彼なりの見えない努力と気持ちがあって決断し挑み選ばれたというだけのことなのに。

正直な気持ちには抗えない。でもその感情のコントロールやそれを表に出すか否かは自分でどうにかできるくらいには僕は成長している。はずだ。

僕は自分がこんな感情を持ってしまうことが悔しい。
僕は僕自身でタイミングを選んで進もうとしている。今は別の目前の目標があるから優先される選択ではないのだ。
そういうことではないのは知っているが、僕のものが取られたような気分になってしまう。僕は何を張り合おうとしているのか。惨めだな。

嫉妬だとか、羨ましいと思ったりだとか、そういう感情が邪魔で仕方がない。でもその感情の出現についてはもうどうしようもないのだと思う。だからせめて取り扱いを丁寧にするしかないのだ。

僕は僕でその時を一生懸命生きて。&8



ここまで記して途中で眠ってしまったようだ。

まあ、睡眠は大事だし、それでよかったよ。

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