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WEBライティングに役立つコツ②

こちらの記事では、私自身がWEBライター業務中に学んだことを中心にWEB記事作成のコツをお伝えします。

もちろん、各メディアや依頼主からのレギュレーションが最優先でですが、基本的な「心得」という感じです。
WEBライティングにおいて、おおよそ共通して使えそうなものをピックアップしました!


1.結論を先に出すこと

さて、以前の記事でも書いたことの繰り返しになりますが、
そもそもWEB記事は、ブログだろうがメディアだろうが、とにかく「読まれてなんぼ」です。

読まれるための工夫をする必要があります。

自分の文章は名文だから!
自分の文章力は素晴らしいから!

と思っていたとしても、そもそも読まれない文章の価値は誰にも気付かれません。読まれるようにしましょう。

では、何が読まれるのか。

それは、「結論」です。

ここでは見出しに「結論を出すこと」と先に書きました。
このように、先に結論を出しておく必要があると考えます。

「先に結論なんて書いたら、内容を読まれないのでは?」
「最後まで読んでこそ、結論は生きてくるのでは?」

そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、よくよく考えてください。

WEB記事を冒頭から結論まで、何千文字あってもじっと読んでくれる人は、どの程度でしょうか。

そもそもWEB記事を読むことと読書は異なります。
読書としてWEB記事を読む人もいるでしょう。
しかし、基本的には「知りたいこと」を軸に、検索なり何なりして読みに行く人が大半ではないでしょうか。

まずは読んでもらうこと。
読んでもらうためには、「この記事には自分が求めている情報がある」と分かってもらう必要があります。

もちろん、文章の読みやすさとして「結論を先に書く」という部分もありますが、読み手に対するアプローチという側面もあります。

「先に結論なんて書いたら、内容を読まれないのでは?」
逆です。
結論もないのにだらだら書かれている文章は読まれにくいです。

「最後まで読んでこそ、結論は生きてくるのでは?」
そうです。
だから、そのために内容に興味を持ってもらう必要があります。

なので、結論は先に書きましょう。
あなたの記事に価値があり、意味があり、読む理由があるのだと思ってもらうために必要なことです。

2.記事の内容に嘘をつかないこと

「当たり前だろ」と思ったあなた。
それでも、WEB記事に間違った内容が載っていることがあるのです。

もちろん、誤報だったり誤解だったりが発生することはある程度は仕方ありません。人間のすることですからね。

また、解釈や感想が必ず一致しないことは「嘘」でもなければ「間違い」でもありません。

読む側が気を付けることは、きちんとした証拠やソース(情報源)が明記されているのか、です。中には悪い人もいますからね……!

そして書く側としては、嘘をついて読者を騙さないこと、が重要です。

たとえば、
調べても分からなかった場合
自分の知識が間違っていた場合
偏った情報しか出て来なかった場合

そういうときに、
情報やデータ、結論を捏造するなど嘘をつかないこと
自分の考えを正当化するために、嘘をつかないこと

もちろん「これは自分の経験談です」とか「私なりのテクニックですよ」とか、正解がなくてあなたにしか書けないものだったり、あなたの中に正解があるものだったり、そもそも正解なんて存在しないものだったり、ということなら何も問題はありません。

問題なのは、間違った情報や知識を自覚しているのに広めてしまうことにあります。

調べても出て来なかった場合や、調べた結果としてよく分からなかった場合などは、きちんと「調べたけど分からなかった」ことを伝えましょう。

あとで分かれば追記しても良いですし、嘘をついたり捏造したり、なんて必要はどこにもありません。


3.言い訳が必要な文章は書かないこと

これも、とてもシンプルな話です。
人間なので時間がなかったり体調が悪かったり予定が重なっていたり、いつでも完全に万全な状態ではないでしょう。

もちろん、取り急ぎで報告しないといけないこと、などもあるかと思います。

そういう場合ではなく、
文章に対して何か突っ込まれたときに「それは〇〇だったから」と言い訳をしなければならないような書き方はしない方が良い、という話です。

例えば、
「情報源のURLが正しくないです」とか「出典元が書かれていません」など、そういう指摘に対して「時間がなかった!」「体調が悪かった!」なんて言い訳をする人の記事はなかなか信頼できませんよね。

それならまだ「うっかりしていました。ご指摘ありがとう!」の方が良いでしょう。

他にも
「詳しくないので、間違っているかもしれません」
「素人なので大目に見てほしいです」
「当事者ではないので、正確な内容ではないです」
という感じで、事実かどうか分からないけど書いちゃった、なパターンは最悪だと思っています。

もちろん、調べた上で「分かる範囲ではこうだった」という場合は除きます。
また、最初からそういうものだと断っている場合や限られた情報源から解釈したことが示されている場合もあるでしょう。

今回の"言い訳"とは、後出し情報かつ取り繕いの言葉です。
客観性のある正当な言い分は含みません。

とはいえ、体調が悪かろうが忙しかろうが最良の記事を出せ!ということではありません。
体調が悪かったり調子が出なかったり記事のクオリティに影響しそうなときは、お休みしてくださいね。


というわけで!
今回はWEBライティングのコツをご紹介しました。
少しでもお役に立てれば何よりです。


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