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WEBライティングのコツ~初級編~

こちらの記事では、私自身がWEBライター業務中に学んだことを中心にWEB記事作成のコツをお伝えします。

もちろん、各メディアや依頼主からのレギュレーションが最優先ではありますが、その中でも基本的な「心得」という感じでWEBライティングにおいておおよその場面で使えそうなものをピックアップしてみました!


1.漢字は基本的に中学生で習うものまで

そもそもWEB記事は、ブログだろうがメディアだろうが、とにかく「読まれてなんぼ」です。

しかし、興味があって勉強しようと思っているならまだしも、そうではない場合、「難しい」あるいは「難しそう」と感じられただけで、読まれなくなるリスクがあります。

なので、基本的には中学校までに習う漢字を使う、ということを基本にしています。

ようするに、「読みやすい漢字の変換を心がけよう」というわけですね。
何でもかんでもひらがなにすれば良い、というわけではありません。一方で、何でもかんでも漢字にすれば良い、というものでもありません。

どういうこと?
と思った人は、自分の文章をこちらのようなサイトで確認してみてください。

ちなみに、夏目漱石の「吾輩は猫である」を試した結果がこちら!

小学校・中学校では習わない漢字が含まれていますね。
それでも、単語としてなら何となく読める場合もあるでしょうから、ここまで厳密にする必要はないでしょう。

2.むやみな漢字変換はやめる

たとえば、ほんらいかんじにすればよいものを、ひたすらひらがなだけでかくのは、チェックするじぶんも、よんでくれるあいてのことも、わりとくるしめます。

しかし、例えば平仮名でも十分に意味が通じる物を只管漢字に変換するのも読み難さが増す上、チェックし乍ら引っ掛かりを作る恐れも有るでしょう。(これくらいなら大丈夫でしょうけれど……!)

そして、一般的に読み間違えや意味の取り違いが多い漢字も要注意です。

徐に(おもむろに)
均す(ならす)
侮る(あなどる)
漸く(ようやく)
暫く(しばらく)

などなど、
自分は読めるから平気だしなーとなっていたら、意外と読みにくい文章を作っている場合もあります。

調べれば意味は分かります。
読めなくても、何となく理解できることもあります。

しかし、すべての読者が漢字を調べてくれたり意味を理解してくれたり、読み取ってくれたり考えてくれたり、なんてしません。絶対にしません。

必要のない労力は払わないものです。

そうやって、一度はあなたの文章にたどり着いてくれた人を、みすみす逃すのはもったいないので、もし「なかなか読まれない」「読まれてもイイネがもらえない」「感想がつかない」などでお悩みの方は、

そもそも内容が難しくない?

そもそも文章が難しくない?

というあたりをチェックすると良いでしょう。

とはいえ!
内容が難しくても、文体が固かったとしても、それはいくらでも読みやすくできるので、個性を変える必要はありません。

漢字にしなくても読めるものは、読みやすさを優先しましょう。

3.改行と句読点は適切な頻度と間隔で!

改行も句読点の使い方も、とても楽なコツがあります。

音読してみてください。

声に出してもみるも良し、頭の中で音にしてみても良いでしょう。
とにかく目だけで読まずに、一度は音として確認してください。

一行の間に読点(「、」)がないのに、読んでいるうちに息継ぎが必要なら少し長々と書きすぎかもしれません。

改行に関しては、端末側やサイト側のUI(見た目)も関係してきますが、基本的には文章の塊ごとに切る方が良いでしょう。
例えば、noteは行と行の間に作られた隙間が大きいので、とても読みやすいですね。

そのあたりは、自分の文章を掲載するサイト(ブログや投稿サイトやメディアサイトなど)を実際に見て確認してみると良いでしょう。

というわけで!
今回はWEBライティングのコツをご紹介しました。
少しでもお役に立てれば何よりです。


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