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【社会人】コーヒーのサブスク(PostCoffee)を1年続けて思ったこと

こんにちは、しゅんです。フロントエンドエンジニアとして都内受託会社で働いている新卒4年目です。今日はコーヒーのサブスク(PostCoffee)を続けて1年経ったので使ってみた感想を述べていきたいと思います。

この記事を通してコーヒーのサブスク(PostCoffee)に興味を持っていただけましたら幸いです。

PostCoffeeとは?

POST COFFEE(株)は「国内外の有名コーヒーブランド、ロースターが勢揃いしている日本最大級スペシャルティーコーヒーの専門通販事業」を手がけている会社です。社名にもなっている「PostCoffee」というコーヒーのサブスク事業を展開しています。

筆者は大学時代(2016年〜2020年)スタバで2年間、タリーズで半年間アルバイトをするくらいコーヒーが好きで2020年のPostCoffeeのサービスローンチ当初から認知していました。

PostCoffeeを始めたきっかけはエンジニアになってからで、リモート稼働する機会が増えて自宅に篭もりがちになったのが理由でした。毎日繰り返すルーティンの中に何か楽しみを作れないかなと思い、そういえばコーヒーのサブスクってあったな、試してみようとPostCoffeeを始めました。

スペシャルティコーヒーとは?

PostCoffeeはスペシャルティコーヒーを専門に取り扱っていますが具体的にはどのようなコーヒーを指すのでしょうか?

スペシャルティコーヒーの定義として、日本スペシャルティコーヒー協会の公式サイトでは次のように明記されています。

消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。

スペシャルティコーヒーの定義

明記されている「消費者が美味しいと評価して満足するコーヒー」に関しては具体的にカッピング評価で判定する基準を設けています。

カッピング評価は主にSCAA(Specialty Coffee Association of America)のスコアシートが広く認識されおり、採点者はCQI(Coffee Quality Institute)より認定を受けた資格者によって評価されます。

カップ評価の高い(カッピング評価で80点以上を有する)コーヒーをスペシャルティコーヒーと称し、一般的なコーヒーと判別・区分しています。

しかし、スペシャルティコーヒーは味の評価だけではなく「生産者から消費者へと美味しいコーヒーを届けるバックグラウンド」も評価の対象になります。

具体的には下記2点のような徹底した生産管理のもとに作られるかどうかもスペシャルティコーヒーであるための条件になっています。

カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。(From seed to cup

From seed to cup

日本スペシャルティコーヒー協会は、生産国から消費国にいたるコーヒー産業全体の永続的発展に寄与するものとし、スペシャルティコーヒーの要件として、サステナビリティトレイサビリティの観念は重要なものと考える。

サステナビリティとトレイサビリティ

特にコーヒーのバックグラウンド(生産工程、管理方法、産地など)を知ることでコーヒーの風味や舌触り、そこからわかる相性の良いフードなど様々な情報を掬い取ることができるので勉強してみるとより一層コーヒーについて詳しくなれます。

さらに詳細は下記で述べられていますのでお時間がありましたらご覧ください。

PostCoffeeを1年続けて思ったこと

先ほど説明したスペシャルティコーヒーを専門にしているサブスク(PostCoffee)を1年続けてみて筆者が思ったことを述べていきたいと思います。

初心者でも手軽にカフェレベルのコーヒーを飲める

PostCoffeeで送られてくるコーヒー豆は全てスペシャルティコーヒーなので初心者でも手軽にカフェレベルのコーヒーを再現することができます。

もちろんドリップする本人の腕前が上がったり、品質の高いコーヒー器具を使うことで、よりスペシャルティコーヒーの美味しさを引き出せると思いますが、初期装備の状態でも「美味しいコーヒーを淹れることができた」「美味しいコーヒーを飲める」という成功体験はPostCoffeeを続けるモチベーションになりました。

また、サブスクで送られてくるボックスの中にはドリッパー(初回のみ)とペーパーフィルター(毎回)が送られてくるのも初心者には嬉しいポイントです。今はある程度コーヒー器具を揃えていますが、最初の頃は何も持っていなかったのでコーヒーを楽しむためのハードルが低く助かりました。

※筆者が普段使っているコーヒー器具は次の記事でまとめています。お時間がありましたらご覧ください。

自分のコーヒーの好みを理解することができる

PostCoffeeではコーヒー診断をすることができ、いくつかの質問に回答するだけで「どのようなコーヒーが自分にあっているか」がわかり、その結果をサブスクで送られてくるコーヒーに反映してくれます。

別途手動で焙煎度や風味を調整することもできるので本人基準で好きなコーヒーを試すことができます。人に合ったコーヒーを選べるのはスペシャルティコーヒー自体がそれぞれ明確なフレーバーや風味も持っているからなのでしょう。

もちろん後述するロースタリー単位で自分に合ったコーヒーを探すのも良いと思いますが、PostCoffeeのウェブサイトからも調整できることを知っていただけましたら幸いです。

様々なロースタリーのコーヒー豆を試せる

美味しいコーヒーを飲みたいと思った時に「そもそも美味しいコーヒーを知らない」ことや「近所にコーヒー屋さんがない」ことが挙げられます。まずは知る一歩としてPostCoffeeを使うのはありだと思いました。

例えば昔、仕事の関係で山梨のAKITO COFFEEに寄ったことがあるのですが「美味しい!けど山梨は遠いなあ」なんて思ったことがあります。そんな中PostCoffeeでAKITO COFFEEが送られてきたときは感動しました。手軽に様々なコーヒーを取り寄せられるのは魅力的です。

サブスク以外にも単品購入することもできるので、自分にとって好きなコーヒー豆が見つけるまでサブスクを続けてみてお気に入りが見つかったらPostCoffeeで単品購入するなんてこともできそうです。

最後に

改めてPostCoffeeを1年続けてみてスペシャルティコーヒーについて深く知ることができたり、普段何気なく飲んでいるコーヒーに対して考え方が変わりました。

今は好きなコーヒーを探すというよりは、様々なロースタリーのコーヒーを飲んでみて実際に気に入ったらお店に行ってみたいというモチベーションで続けています。コロナも明けたので実店舗に行けるようになってよかったです。

サブスクで届くコーヒーボックスには毎回手書きのコメントがあったり、つい最近だと1年継続のメッセージカードを受け取りました。ホスピタリティも手厚くPostCoffeeを続けようと思うような仕組みづくりがされています。なので、今後もPostCoffeeは続けていこうと思っています。

もしここまで読んでもらって、PostCoffeeを始めてみたいと思ってくださる方がいましたら幸いです。駆け足になりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。

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