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弁当作りを徒然と。

訳あって突然、2食分の弁当を作ることがあった。
昼と夜の分、体調悪いけど食欲がある、好みはよく知ってる、仕事じゃないし『余り物とか冷凍したの詰めればいいかな〜』と思いつつも

久々に弁当を考えたら楽しくなったので、買い物に行かないで済む範囲で頑張ってみた。

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高校の3年間毎日弁当を作ってたのや
和食屋の折り詰めやお節を作ったり
路上で弁当販売をしていた経験もあり
弁当作りには比較的慣れている。

紙にごちゃごちゃ書きながらイメージを膨らましていく。
今までの弁当については👇🏻

弁当を売って見えたもの。

ご飯とメインで骨組みを作って
卵焼きや野菜や漬物で肉付けしていく。

弁当に向くもの、向かないもの
味や栄養のバランス、彩り、などなど。
まごわやさしい“じゃないけど
栄養豊富な物を沢山入れたい。

今日は、昼と夜の2食分だからなるたけ被りを少なくしつつ、上手いこと使い分ける。

・洋風弁当

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ハンバーグ
エリンギとピーマンの炒め物
人参グラッセ
レタスとミニトマト
ごぼうと豚の炒め煮
ネギと鮭の卵焼き
玄米
きゅうりの漬物
おかか昆布

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ハンバーグを作る時は、小さめのを余分に作り冷凍しておく。
こんな時に使ったり、2日目のカレーに添えたり、ミートボールスパゲッティにしたりと便利。

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弁当の卵焼きは甘めが好き
鮭とネギはほんのり、彩りと香りと旨味を補給する。

人参のグラッセは皮ごとやるのが鉄則、剥きたい人は皮を出汁として使って。
あの旨味を入れないともったいない。
しっかり煮詰めて味をつけるのが鉄則。

なんにせよ、温かい物は1度アツアツにして冷ましてから使うのが弁当のルール。
菌を殺して、一気に冷ますと良い。


・和風弁当

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鶏つくね
人参とごぼうの炒め煮
茹でいんげん
レタスとミニトマト
ネギと鮭の卵焼き
きゅうりとワカメの酢の物
ジャガイモとピーマンのタラコ炒め
アサリと生姜の混ぜご飯
たくあん

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鶏つくねはこないだの煮物のあまり。
照り焼きにして冷凍しといた。

ひき肉系は冷凍してもそこまで質が落ちないから好き。
色々混ぜておいたから冷めても美味しいしね。

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炒め煮は、昨日のあまり。
上手いこと使い方を分けるといいよね。
今回は、ごぼうと小松菜と豚、ごぼうと人参、で使い分け。

酢の物を作る途中で、塩漬けと酢漬けに分けて2種の味を作るのもテクニック。
違うもの風に使うのは大切。

弁当作りよりも睡眠に時間かけたい、けど美味しい弁当食べたい。
って葛藤してた高校生の頃の経験がホントに生きてる。
10分で弁当作ってたの大変だったなぁ。

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高校生の頃はこんな弁当だった笑


タラコとか、旨味や味の強い物はちょっと使うと弁当のいい友。
芋や野菜、卵と上手く合わせて使おう。

混ぜご飯は簡単。
冷凍剥きアサリと油揚げ、生姜を酒と塩で炊いて、ご飯と混ぜるだけ。
作り立ては味のムラあるけど食べる頃には馴染んでる。

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今日は、これに果物を3種詰めてデザートに。
何度も言うが、弁当は安全と衛生が第1。
次がバランス。

五味、五色を大切に。
赤と緑を大切にしつつ
紫や黒を入れるとしまる。


・盛りつけの基本。

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弁当の盛り付けは適当にやると失敗しやすい。
仕上げは肝心だ。

サイズやバランスを意識しつつ、固形の物、バラバラの物、味の相性、染みる染みない、などを考えて盛るのだ。

例えば、卵焼きは固形として、壁になる。
そんで、卵は調味料を吸いやすいから、相性の良い相手を隣に並べる。

弁当の特徴は染みること
ご飯にタレが馴染んで美味しくなったり
果物におかずの味が染み付いて変な味になったり
良いも悪いもそれがある。

そこを上手く活かすのが弁当の盛りつけの基本。

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仕切りが欲しい時は、レタス、大根の薄切り、レモンのスライス、大葉、などなど相性を考えつつ。

カップやバランを使うのもいいけど、個人的にゴミが出るのはなるたけ避けたい。

・おわりに

食べる時の事を想像して
こうしたら食べやすいかな。
食べる時はここが混ざってるかな。
冷めたらこんな味になるよな。

とかを考えて、できる範囲で美味しい物を作るのがいいね。

想像力こそ愛。って誰か言ってたけど
想像できることは強い。

それが気遣いになるし、美味しさに繋がる。
食べ手にその気遣いを気づいてもらったら更に嬉しい。

弁当は1箱に料理も栄養も旬も愛も想像力も
ぎゅっと詰め込めるから大好き。

いつか、また弁当販売はやりたいと思ってたりします。

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