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茄子の蒲焼きで鰻を感じる。

前回のnoteでチラッと書いた茄子の蒲焼きについて。
まだ『鰻の話-土用丑の前に-』を読んでない方はぜひご一読を。
要約すると↓

土用丑で有名な鰻は実は旬が違うし
絶滅しそうで密輸も多く、不透明な事が多いので、食べるなら信頼できる専門店が良いよね。
って話。

で、ラストにチラッと紹介した茄子の蒲焼きについて。
美味しいレシピをおすそ分けしますね。

・材料

茄子1本
片栗粉大さじ1
ゴマ油大さじ2
調味料(砂糖、濃口醤油、みりん、酒、水)各大さじ1

以上。
茄子の種類は千両ナス系でも、長なす系でもOK
千両系はトロっとして、長なす系はしっかりしてます。


・作り方

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①ナスのヘタの先を落とし半分に切る。
断面にまんべんなく薄めに塩を振る。

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②10分くらい放置して、これくらい水分が出てきたら拭き取る
水分の多い茄子の場合は特にしっかりやる。
(千両ナスで10分が目安)

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③片栗粉をまぶす。
特に断面にしっかり打つ事

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④フライパンにごま油を敷き、断面からじっくり弱火で焼く。
時々ゆすって全体に均一に火が入るようにする。

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⑤これくらい焼けたら、皮目も焼く。
皮側が自重で平たくなるまでじっくり弱火。

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⑥焼けたら、まな板にとり、皮を残し縦に切れ目を入れる。
難しければ、切り落としても良いがくっついてる方が鰻っぽい

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⑦フライパンに砂糖をいれべっこう飴くらいまでカラメリゼし、他の調味料と水も沸騰させる。
(カラメリゼさせることで香ばしくなる)

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⑧タレを絡めながら煮詰める。

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断面の切れ目に良く染みるように、フライパンを傾けて煮詰めると美味い。
タレにとろみがついてきたらOK

※染み込みが甘い時は、水を足し再度煮詰める。

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⑩タレ多めで盛り付ける。
仕上げに山椒を振る。


・おわりに。

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この日の吸い物はアサリと椎茸
肝吸いの味と食感をイメージして。

椎茸は片栗粉をしてから汁に入れたので、表面がツルっとして美味い。

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茄子蒲丼のアップはこんな感じ。
意外と鰻に見える??
見えねえか……

まあ、ナスはナスで美味い訳だし。
ナスが鰻になれるわけないし、鰻はナスになれない訳だし。
これはこれで美味い!

安上がりだし、夏が旬だし、栄養も豊富だしね!

あ、でも土用丑はうの付く物を食べるといいのか……
うーーーん、、、、

なす、って事で。。!

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あ、そうそう、ヘタのとこがついてる方が、歯応えに波があって美味しいよ。

昔は口内炎の薬に使われてた位だし、栄養豊富なんですよね〜。
食べきろうぜ〜。

では、また!
良い夏を!!

いつもありがとうございます。 書くの大好きだけどやっぱ大変だから、サポートして貰えると持続性が増します。