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さつまいもごはんを更に美味しく綺麗に。

秋の炊き込みご飯と言えば………
栗ごはん、、ですよね………
みんなそう言うんだ。。。。

でも、秋は栗ごはん以外にも
キノコご飯、ムカゴご飯、さつまいもごはん、落花生ご飯、鮭ご飯、秋刀魚ご飯、などなど沢山あるんですよね。

そんな中でも、俺が推しているのは
さつまいもごはん“

他の食材に比べて、安価だし、ボリューミーだし、簡単だし、何より美味い。


いくつかのコツを覚えとくと、簡単に美味しくできるんで、是非作ってみてください。

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・材料 一合分(写真の3.5合分)

米:1合(3.5合)
さつまいも:100g以上(450g)
昆布:少し(根昆布2個)
塩:2g(小さじ1強)
醤油:2g(小さじ1)
酒:5g(大さじ1)
黒ごま:少々

昆布は使う物によって変わるけど、免許証くらいのサイズがあれば十分。
無くても良い。
(今回は3.5合に対して根昆布を2個使用)

あれば醤油は薄口の方が綺麗に仕上がる。

米の2割くらいをモチ米にすると、水分少なめでも美味しく炊き上げるのでオススメ。
水分少なめで炊くと、米粒が立って美味しい。
今回は3.5合の内0.5合がモチ米。


・作り方

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①米と昆布の用意。

米を研ぎ30分以上浸漬させる。
水を切り、調味料をいれてから、水をメモリより少し少なめに入れる。

余裕があれば、水では無く昆布出汁を入れて炊くと美味いし綺麗に仕上がる。
昆布と一緒に炊くと粘りや雑味がでるので、気になる人は昆布を別に炊くのをオススメ。

昆布出汁を取るときは60℃~80℃でじっくり時間をかけて取ると、雑味が少なく旨味が強いのが取れる。

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②米の浸漬中に、さつまいもの下準備。

全部に皮を付けた状態で切る。
このサイズ感なら縦に四つ割して、コロコロサイズに切る。

皮をつけておくと、崩れにくくなるので、全部に皮をつけれるように調節するべし!!

芋のサイズは2~3㎝角(サイコロよりちょっと大きいくらい。)

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水に晒して〜

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塩をまぶして30分位おく。
ちょっと柔らかくなるくらい。

この芋の量に対して塩は小さじ1程度。
この一手間をかけると
芋の甘さが引き立つ。
(根拠は無いけどホクホクに感じる)

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③炊き始め

米の浸漬と、芋の塩漬けが終わったら
芋を洗って、調味料や昆布出汁をいれたとこに乗せる。
米の上に置くことで、ゆっくり火が入りしっかり糖化が進む上に、崩れにくい。

炊き方は好きなようにやるのが良いが、お焦げがあるとさつまいもの仄かな香りが消されるので注意。

今回は普通に白米の炊飯モード。

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④炊き上がり

炊き上がったらすぐ混ぜる。
炊きたてホヤホヤなら米が潰れにくい。ら

芋を崩さないように、優しく底を返すように。
ま、崩れたのも美味いんですけどね。

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モチ米入りで炊くと、水分が少なめでもシットリ炊けるし、水分少なめなので粒が立つ。
艶々でっせ。

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仕上げに黒ごまをパラパラと。
この香ばしさがたまらない。

・美味しさを語る。

サツマイモごはんの良いところは沢山ある。
秋の炊き込みご飯界の大御所である栗ご飯
あれに似た系統なのに、安価で、簡単で、ボリューミーなのだ。

栗ももちろん美味いし大好きなのだが、剥く手間を考えると、ちょっと億劫になってしまう。
が、さつまいもごはんなら簡単にできる。

また、最近はさつまいもの種類も多いので、バリエーションが豊富なのも良い。

そうそう、芋ご飯、栗ご飯、豆ご飯などの、昆布出汁と塩で味付けする場合の炊き込みご飯は
冷めてからも最高に美味いのだ。

特に、モチ米を混ぜておくと冷めてからのモッチリ感が凄い。
小さめの丸いおにぎりにして食べたい。

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さつまいもごはんを中心にした食事。

秋ナスの揚げ浸しと、しめじの味噌汁。
こういうのと合う。

そうそう、おかずがある場合は、ごま単体で。
おにぎりにするときは、ごま塩にすると良い感じです。

炊き込みご飯を沢山作って冷凍しておくと
手軽に幸せを味わえるから、沢山炊いちゃいましょう。

まだまだ続く食欲の秋。
楽しみましょうね!!

いつもありがとうございます。 どこまでも美味しい料理の為に使わせてもらいます、ありがとう。