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#ジャンププラス原作大賞
小説|ピンク・ポッド・ペアレント
[オートログ 5532年15月4日 12:05 ククリリ ラボ棟第27号ラボ]
ああ、やばい。やばいよな。絶対にやばいよな。確かここに置いたんだよ。置いた置いた。間違いなく置いた。それは覚えてる。確実に覚えてる。で、それを眺めてて……。さっき起きたら、無いんだよ。無いんだよここに。なんで? なんでだろ。テーブルの下には……無いんだよな。無いんだよ。さっき探したよここは。何回も探した。で、やっぱ
短編小説|ディープナイトコンビニエンス
隙間からギラリと反射しているそれは、刃物であることは間違いない。数秒だったか数十秒だったかの後、心臓の鼓動が倍になった。
「えぇ、うそだろ…」
おれは自分の意思とは無関係に、顔が引きつっているのが分かった。
「一連の事件の犯人は、いわゆる刺身包丁を凶器として使用しており、警察は現在…」テレビからは、最近起きている連続殺人事件のニュースが流れていた。
※
いつもの時間、いつものコンビニにお