自分とチームの問題をほったらかしていたら、車に吹っ飛ばされた頃の話
みなさんこんにちは!工藤です。
今日は忘れもしない3年前の4月1日に、問題をほったらかしていて痛い目に遭った頃の話をします。
🥚利益が出ていて組織の課題を放置
当時私はフィットネスクラブでシニアマネージャーを担当していました。春先に所属組織で様々なトラブルが重なり、毎日ひたすら現場で働いていたのを覚えています。役職は建前で、典型的なプレイングマネージャーでした。
スタジオのインストラクター業務もあり、格闘技エクササイズやら筋トレやら、毎日激しい運動のレッスンをやりすぎて歩行や階段の昇降も一苦労でした。主な理由は筋肉痛と関節痛で、回復する間がほとんどありませんでした。
その頃の組織は私をはじめとしたマネジメント層のリーダーシップ不足と、その他さまざまな要因でまとまりがほとんどありませんでした。それでも営業結果が出ていたので、山積した課題に目を背けて運営がされていました。
しかし、その課題が表面化したのが、3年前の3月31日。
明日からの準備に不備があることが分かりました。閉店間際の事で、商業ビルのテナントだったため残ることもできなかった数名のスタッフは、明日の営業に支障があることを知りながらみんな帰ってしまいました。私は不在の時でした。
誰もやらない。夜中にポンとSNSに連絡だけありました。
大変恥ずかしい話ですが、そんなチームでした。
私には上長の総責任者もいて、その日は出勤していました。しかしスタッフとはSNSで繋がっていない。
結局私がビルの開く翌朝6時(開店は10時)に1人で出勤することになりました。
🥚疲労の限界
私は当時もうエネルギーが残っていないくらい疲れ切っていました。31日は久しぶりの休みで、筋肉痛の回復に専念しながら、スタジオレッスンで使う音楽と振付をひたすら暗記していました。
そこに至った原因は間違いなく私自身にありました。リーダーシップ、マネジメント能力、コミュニケーション、他にも基本的なビジネススキルが著しく不足していたからです。
どんな環境であれ、自分自身にもう少しまともな考え方や能力があったなら、状況は変わっていたことでしょう。
眠い目をこすって4月1日の早朝に出勤し、お昼には激しいレッスンが待っていました。私は本当に疲労困憊の状態でした。
レッスンを何とか終え、お昼休憩にご飯を食べようと外出しました。
そこで、私は走行中の軽自動車に全く気が付かず、横からはねられてしまいます。低速とはいえ普通に走っている車でした。
左足がえぐれていました。
🥚苦い経験
その時ぶつかった車がタイトル上の写真です。へこんでいるのは私の左ひざの形そのままです。
トレーニングしていた身体は頑丈で、幸い大きな後遺症はなく、3ヶ月後の誕生日にスタジオへの復帰を果たしました。あの時のことはしんどくてあまり思い出したくもありません。
「大きな」後遺症が無かっただけで、今も左ひざには違和感があります。生まれて初めての交通事故で、好きな仕事が一度断ち切られた、大げさに言えば一度職業人として死んだな、という気持ちになりました。
失敗はその後の経験にプラスになるとよく言います。たしかに私にとってもそうでした。激しく自分を見直しました。
でも、できればこんな経験はしない方が良いと思います。
そのために必要だと思うこと、私が気付いたことを、これから徐々に発信していきたいです。
2018年に沖縄から書いたブログ「価値観をぶっ壊せ!亜熱帯から届けるメッセージ」はこちらからご覧いただけます。
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