小学校教員採用試験の倍率低下におもう
はじめに みなさんは,教員採用試験の倍率低下に歯止めがかからずに,社会問題化しているのをご存じだろうか。特に小学校の採用試験の倍率低下が顕著である。2000年前後(現在45歳前後)のピーク時は10倍を超える自治体が多くあった。私も経験があるが,競争率が10倍を超えるともはや運や神頼みである。「えっ、何であの人が受からないの??」というレベルである。
もちろん、倍率が下がったことは団塊の世代が大量に定年を迎えて,採用数が増えたことも要因ではあると思う。加えて,受験者数も減少し