ひそか

自然科学全般大好き人間。特に宇宙とかに興味があり。 現在大学院にて宇宙物理を専攻中。 …

ひそか

自然科学全般大好き人間。特に宇宙とかに興味があり。 現在大学院にて宇宙物理を専攻中。 ただし、ノートでは日常の中で思ったことを自由に書いてく。

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  • 論文紹介@天文学

  • 1日1000字行

    なんでもいいから1日1000字書くことのみを目標とするノート。 日付跨ぎはセーフで。 元々は日記でした :日記のような文章になるかもしれないし、 生じたイベントの備忘録のようになるかもしれない。

最近の記事

天文学系の論文紹介します:天文論文#0

僕は現在宇宙物理学を専攻している博士課程の学生です。 普段は宇宙論と呼ばれている、宇宙の歴史の解明を扱う分野の研究を行っています。 専門分野周辺の研究を、科学を専門としていない一般の方々に知ってもらいたく思い、この連載を始めました。 取り上げる分野は宇宙に関係することであれば、なんでも扱っていきたいです。 さすがに宇宙開発とかの話になると専門外すぎて難しいかもしれませんが、何か宇宙について知りたいこととか、あればコメント等でなんでも質問してみてください。お答えできる範囲で最大

    • 初のブラックホール直接観測

      ブラックホール(の輪郭に相当するもの)が初めて観測され、改めて思うこと。(画像はインターステラーより)1つ目。 一般相対論の正しさを証明する観測的な事実が、また1つ追加された。 近年で言えば、 2015年の2つのブラックホールによる連星の合体による重力波の観測 2017年の2つの中性子星による連星の合体による重力波及び電磁波の観測 に加えてまたひとつアインシュタインの重力理論を補強する観測事実が得られたことになる。 ブラックホールの周囲には事象の地平線と呼ばれる境界面が存

      • 情報の一方向性

        この20年ほどで僕らは自分の知りたい情報を簡単に手に入れることができるようになったわけだが、より楽しく生きていくために「知らなくていい」情報もある、というようなことについて書いてみる。 ここで述べたいことは、主にアート(音楽とか小説とか)を鑑賞する際の前提知識としての情報の有無、あるいはそれらの状況がもたらす両者の決定的な違いについてである。 さて、情報の一方向性について。 ここでいう情報の一方向性とは、 その情報を知る前    と その情報を知った後 という2つの状

        • 英語プレゼン入門

          英語で行うプレゼンのための練習を今日から開始します。 方法は簡単、まず過去に自分が行ったプレゼンのスライド(日本語のスライドで良い)を用意します。 あとはそれを見ながら、即興で英語でプレゼンを行います。 以上。 プレゼンを行う際にどんなに英語が出てこなくても、日本語を発してはいけません。専門用語とかが英語で何というのかわからなかったら、その単語に関しては日本語OKです。考えてもしょうがないので。 あと、手持ちのスライドが終わったら、適当に「〇〇 ppt」でググるとたくさん

        天文学系の論文紹介します:天文論文#0

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        • 論文紹介@天文学
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        記事

          やる気の起こらないタスクを処理する#1

          強制やる気スイッチ(思考停止編) やる気の起きないタスクを強制的に処理する方法 1. そのタスクをやることを意識してみる 2. そうすると脳が多分何か別のことに意識を向けてそのタスクから逃げようとする 3. 逃げに用いられる行動として最も頻度の高いものを探す 4. その行動をトリガーとして、その行動を取ってしまった場合に強制的に本命のタスクを実行させる 5. なるべく思考停止した状態で「罰ゲーム」的にそのタスクを行えるように事前に小タスクに分解しておく 具体例 小中

          やる気の起こらないタスクを処理する#1

          「今」に集中する

          メモ書き程度に やらなければいけないこと、やりたいこと、やるべきこと、やった方が良いこと。 これらに終始頭を悩ませるのは時間の無駄。 作業に取り掛かる前に、頭の中にある項目を全てこの4つの分類へ分別しておくこと。 そして、取り掛かる順番を決めること。 そして、取り組んでいること以外のことは何も考えずに取り組むこと。 それに取り組んでいるときは、他のことなどどうでもよい。 今取り組んでいることに全力を尽くさなければいけない。 過去の時間をおしく思ったり、未来の時間を不安に思う

          「今」に集中する

          習慣化

          この文章、無駄に長い上に、最初は思ったことをまとめていただけなのに、途中から自分のことを見つめ直して「改元で新しい時代始まるから自分も新たにスタートしよう」みたいな文章になってしまった。まあご愛嬌。 例えば、「明日から朝6時に起きて、1時間勉強してから1日をスタートさせよう」と目標を立てたとする。 たいていの場合、その日の夜は勢い込んで目覚ましをセットし、意気揚々と眠りにつくかもしれない。 そして翌朝を迎える。 朝の5時50分にセットした目覚ましは機械的にその義務を果たす。

          一人暮らし#1

          ちょうど今日研究室の同期が最後の通学を終えた。 彼女はこれから勤務先で初めての一人暮らしをするという。 SNS等がインフラのようになって、春という季節が別れの季節という感覚も薄まっていく中、しかし、当人にとっては新生活の中でいろいろと苦悩や逆境なんかもあるかもしれない。 今後の新生活に幸多きことを。 大学生として仙台で一人暮らしを始めた当初は、詳しい事情は忘れたがとにかく街を駆け回っていた記憶がある。 おおよそそこらへんの高校生と変わらない生活を送ってきた僕は、一人暮らしを

          一人暮らし#1

          挨拶廻り

          ピンポーン、と1Kの典型的な一人暮らしの部屋にインターホンの音が響き渡った。普段、訪問者といえばアマゾンの商品を届けてくれるヤマトか佐川のドライバーである。あとは新聞の勧誘くらいか。 なんかアマゾンで注文してたっけ? と思考を巡らせながらドアを開けると(普段覗き穴から確認とかしない)私服姿の青年が立っていた。 手にはレジ袋を持っているのみで明らかに宅配業者でもなければ新聞勧誘でもない。 そのような訪問者は極めて珍しいからちょっと警戒してしまった。 「今度となりのとなりの部

          挨拶廻り

          すのこのすすめ

          研究室の机の下にすのこを敷いた。ただこれだけで座り心地が雲泥の差である。 プリセットとして研究室に設置されていた机は若干高すぎた。それに従って椅子の高さも必然的に高めになってしまう。その結果、太もも全体が椅子に接触するようになってしまって、血行によくないのである。 これを解決するためにすのこを敷いたのである。なんということもない、特に面白みもないアイデアだ。 ちなみにこれを設置するにあたって色々と寸法を測ったのだが、この机の下は僕が横になって寝るのに丁度いいくらいの空間が広が

          すのこのすすめ

          190317

          仙台大学時代を過ごした仙台に1年半ぶりに訪れようとしているー ここまで間が空いてしまったのは仙台が遠いこととか日常の研究がなかなか落ち着かなかったこととかが関係しているわけだが、仙台への郷愁のような感情は時間に比例して増していくようだった。東京から鈍行で向かっている車窓からの眺めは僕の知っているのものと、少なくとも記憶の上では同一のもので、久しぶりに聞く駅名と合わせて意外とすんなり僕の知覚を通り過ぎていった。 閑話休題 仙台に着いてまずやったことといえば、仙台駅のすぐ脇に

          190323

          今回はどうでもいいことだけ書いて1000字埋めよ と思って数分窓の外を眺めつつ、何を書くか考えていたけど、見つからないし眠くなってきたので適当にタイプし始めた。てかミスタイプ多くね。文章じゃ伝わらんけど笑。あー思いつかん、頭回らん。まだ115文字ですか、まあ俳句なら5句は詠めるからそう考えると結構情報量のせられるのか。 。。。 やっぱお題ないとむずい。 。。。 はい、というわけで諦めて妄想力について徒然なるままに。 いやもうね、人間の最大の能力ですよ、妄想力。もしこれが神に

          190324

          もう頭の中では(自分自身と)何度も議論したことだけどまだ人には話してないことを一度文章にしておこうと思います。 それは幽霊の存在についてである。幽霊は存在するのかしないのかという問い。 僕の結論から書くと、 幽霊は存在すると考えている人にとっては存在し、一片の疑いもなく存在しないと考えている人にとっては存在しない。また、少なくとも幽霊は物理的な存在ではない。 ということになります。ちなみに反論はいくらでも許します笑。 幽霊の存在についてとやかくいう前に、人間の知覚につい

          190320

          今日のテーマはアートと情報について。というか情報量について。今「にしな」というアーティストの音楽を聞いていてふと思ったことを書こうと思う。 僕はこのアーティストのことを今の今まで全く知らなかった。そして何の情報もないまま彼女の音楽を聴いた。感想はまた別にして、ここで書きたいことは、アートに対するイメージや解釈とその作品やアーティストに関する情報量の関係についてである。 例えを1つ。以前ハリーポッターの作者J・K・ローリングが別のペンネームで作品を発表していることが発覚し、話題

          190315

          研究室での席移動について。新年度に向けてとりあえず体だけ席移動しました。まだ机の中身についてはそのまま。目の前が外っていいな、時々飛行機も見えるし、まだ寒いけど春本番となれば、窓を開けて簡単に外の空気を楽しめるし。あと日中基本常時明るいのは精神衛生にもいいはず。 机は部屋の角に設置してあって、窓に他にホワイトボードにも面している。これはホワイトボード好きにはたまらない。たわいもないことを書いて悦に浸れるし、お絵描きしたり、なんかデザインする際にも気軽にできる。あ、もちろん研究

          190314

          昨日は事前に予定を立ててその通りに行動する予定だったのだが、見事にすっぽかした。結果、原因、対策について思いつくままに書いてみる。 まず、起床は良かった、というか良すぎた。なぜなら予定では8時起床のところ6時40分に目が覚めてしまい、行動を開始してしまったからだ。予定では8時から順次スケジュールが決まっていたからそれまでは予定にない行動をすることになる。実際8時まで部屋の掃除とか洗濯とか料理をして過ごした。 さて問題は、これによって多少なりとも満足感を得てしまったことであ