4000円の弁当が食べられる人たち

ここは日本。
会社の休憩時間。
さぁお弁当。
私は、スーパーで買った500円のお惣菜とおにぎりを食べる。
バランスより値段。
1食700円以内。
お昼が終わりそこまで満たされなかった胃。
これも普通。
午後の仕事初め月曜日独特の怠さからもう眠りたい気持ち。
と、ここで、耳を疑う話が。

近くの席の営業さんがアシスタントに
「今週の○曜日は、4000円の弁当をお願いします。」
頼まれたアシスタントは、
驚くこともせず、「わかりました。」だけ。

そのとき私は思った。
私は4000円の弁当が食べられない。
いつか4000円の弁当が食べたい。

私はきっとこのままアシスタントのような仕事をしていれば、きっと4000円の弁当は食べられない。 

さて、何をすべきか。
25歳8ヶ月の女。


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