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自分でオリジナルの恋愛小説を書いてみた。(4)


題名 僕はあなたのことが好きだ

簡単に登場人物の紹介

八俣大志 野球部のエース 身長185 プロスカウトも熱望を送る高校3年生 

通称、たいちゃん、たいしと呼ばれる

箕輪ゆうか 野球部のマネージャー 元女子中学生モデル  大志のことが好きだけど、なんかいい雰囲気になれない 通称ゆうかと呼ばれる

山下ともき  野球部の4番、 プロスカウトも熱望を送る高校3年生 超高校級スラッガー ゆうかのことが好き。

通称、ともちゃん。ともきと呼ばれる

市原あんな 野球部のマネージャー 元ソフトボール選手だったが怪我をしたためソフトボールをやめ野球部のマネージャーになる。ともきのことが好きだけど、なんかいい雰囲気になれない 通称あんなと呼ばれる

最後に話すと、たいしはあんなのことが好き。

この4人が主人公となる。

最後に話すと、たいしはあんなのことが好き。

四角関係になる。


前回では、ともきとたいしがあんなの事でもめてしまい、喧嘩になりそうになったが、ゆうきというキャプテンが登場した。それで喧嘩は治ったが野球部内では変な空気が出ている。

前回のシーンが終了し、部活後になる。みんなが帰り、たいしとともきの二人きりになった。
ともき「唐突に聞くけどさ、なんでたいしはあんなの事が好きなの」
(ちゃんと丁寧に聞こう。)

たいし「すげー長く話すね。」
「俺はさ、今ではうちの高校で(埼玉の神仙学園)エースで185センチあって最高球速も155キロのストレート投げるピッチャーになっててプロ志望だよ。」
「でもな、昔は全然ダメだったんだよ。」

ともき「え?、まじ」

たいし「まじ、まじ。全然ダメだった。小学校の時になんてエースじゃなかったんだよ。小学校5年の時に出た試合で先発をやっていたんだけど。ストライクが入らなくて20四球で10失点したんだよね。」

ともき「え?まじ?」

「そんなにダメピッチャーだったん?」

たいし「うん、めっちゃダメピッチャーだった。」

「俺が小学校の時にすげーと思うピッチャーがいたんだけど誰かわかる?」

ともき「だれ?もしかして、うちの高校(埼玉の神仙学園)の二番手の平岩?」

たいし「いや、違う。あいつは小学校の時ってピッチャー主にやってなかったんだよね。あいつ元々本職はセカンドだし。」

「あいつは中学2年からセカンドをやらないんでピッチャーになってたんだ」

ともき「なんで、知ってるの?もしかして平岩と同じ中学?」

たいし「いや、違う。あいつは隣の中学だったよ。俺は中学の時は地元だと敵なしだった。」

ともき「じゃあ誰ですか?もしかしてあんな?」

たいし「そうだよ。あんなが俺が小学校の時に天才だと思った投手だよ、」

「小学校の時にあいつはすげー天才なピッチャーだったんだよ、ともきは県外からの選手だからわからないかもしれないけど。」

ともき「そんなすげー選手だったんだ。」

たいし「だから、俺はあいつが小学校の時に天才投手という噂なあんながソフトボールをやったら、絶対将来はソフトボールで日本代表になると思ってた。」

「だけど、噂を聞いたら怪我してソフトボールをやめたっていうじゃないか、それは絶対嘘だと思ってた。」

ともき「どうして?そんな事言えるの?」

たいし「あいつ、小学校の時に熱出した状態で先発して完投したんだよ。だから、絶対怪我してソフトボールやめたなんて信じてなかったんだ。」

「だから、俺が入部した時の一年生の挨拶とマネージャーの挨拶の時にあいつがいてよかったんだ。」

ともき「だから、あんなのことが好きなんだ。」

たいし「そうだよ、悪いか。俺はあいつに小学校の時から憧れてる存在として見ていたんだ。」

「だけど、一緒の部活になって選手とマネージャーの関係になって憧れから守ってあげたいみたいな雰囲気になったんだ。」

「それで、好きになって告白したんだ。」

ともき「すげーいいやつっすね。」

(めちゃくちゃいいやつかよ。つかあんなには告れないや。もういい。)

たいし「だろ。だから俺はあんなと付き合いたいんだ、だから応援してくれ。」

「頼むよ。」

ともき「いいっすよ。」

たいし「ありがとな」

「もしよければともきがなんであんなのことが好きになったかを教えてくれよ、」

ともき「いいっすよ。もう好きじゃないですけど、」


次回は、ともきがどうしてゆうかのことが好きかを話す予定だ。



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