秋峰

アニメの仕事をしている。フリーランス。脚本。 第一回、第二回三浦カップ優勝

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○どんなメンバーシップか 秋峰の日記です。主にアニメ脚本家の思想や生活をたれ流す内容になると思います。 ○活動方針や頻度 1年120回の更新を目指しています。ひねた視点や殺気の滲む文は社会に害を及ぼしかねないので有料にしています。

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  • 甲斐あり

    書き甲斐のあった日記

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真面目にふざけた仕事がしてえよな

初めて株を買ってから2ヶ月位経とうとしている。結果から言うとそこそこ負けてる感じだ、現状マイナス4万とか。あまり共感されないが、「いや〜今株で負けてまして…」みたいな返答が出来るのが楽しい。調子が悪いのは全部株で負けてるせいみたいに何でもかんでも無茶苦茶にこじつけてバカみたいに振る舞うのが楽しい。急にキャラ属性が増えたお得感みたいなのがある。 会社を辞めてからというもの逆に仕事仕事仕事で息つく暇も無くなってしまった。そんな中で最近急に知らない所からDMで脚本仕事の相談を受け

    • SPY×FAMILY/だる/捨て

      久々に3Dの仕事をやった。まあ、うん。特に感想はない。 SPY×FAMILYの主人公が住む家の美術設定モデリングを以前やったが、それ以降美術設定モデリングをしてない。 美術設定というか生活とか空間を考えるのがスキなので、また暇があればやってみたい。いやまあ、暇だらけなんだけどね。あとLOは辛いのでもういいDEATHかね……。 引っ越しの準備をする度に、俺はギリギリ社会人なんだなと実感する。というのは、ダンボール詰め込み作業が全然間に合ってないからだ。 まず2,3箱詰め

      • 近況/雑感/作品観

        ま~た引っ越しする。今度は府中だ。近くに公園があるのが嬉しい。 でも引っ越しって本当に面倒くさい。東京に来てもう五回目の引っ越しになるが、慣れることはない。でも5/16からマイナンバーカードで住所変更手続きがめちゃ楽になるらしく、それは嬉しい。やるやん行政。 脚本という立場の孤独感をしみじみ感じる最近である。脚本家がどんな仕事をしてるかってのはやっぱ理解しづらい。それは現場の人間から見てもそうだと思う。それが脚本家に対しての薄っすらとした壁を作らせてる感じがある。それを実

        • ボキャ貧

          最近、ボキャ貧に頭を悩ませている。 オリジナル脚本を書くと、台詞に個人的な手癖みたいなのがほとんどダダ漏れになる。だからこそ面白いんだけど、奇妙な言葉の偏りが、50%~70%の確率で悪い方に傾く。 商業的に売れたいと思ってるのに、こんなんじゃ駄目だな~とか思う反面、どういう対策を打っていいのかが全く検討もつかない。 結構大きめな壁が現れた感じがする。 脚本家のインタビューの本を買って読んだりしてみる。すると脚本家は「構成派」と「ダイアログ派」の2種類の人間に分かれると

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          ううっ………

          『おにまい』を見た。#1だけだけど。

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          説明しない

          確定申告めんどくせーし、花粉はすげーしで、最悪な春の訪れを迎えてる。 最近ようやく自分の喋り方を取り戻したような気がしている。昨日くらいに書いた日記、アレくらいの温度が誇張なしに自分らしい。 自分は面白いと思うが、反応が薄くて不服なんだよと人に話すと、「タレントとかアーティストぶりたいやつの方がマジョリティだからじゃん?」と言われて爆笑した。5年は早いお笑いをしてしまったかもしれない。 最近ほとほと「説明する」という行為に飽き飽きしている。それは自分の心情を実直に明かす

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          アニメ業界における人間関係の最適化に対する考察~第一章~

          かつて同じ班だった友人たちと飲んだ。全員アニメ業界人だ。それが大学の同期で業界に入った人間と飲んだという話を聞き、妙な感慨があった。友達と友達が知らないところで繋がっていく。嬉しいようで、妙な閉塞感もある、変な気持ち。 最近つとに、仲間を探さなきゃなと思う。仲間っていうとおこがましいかもしれない。自分を認めてくれる人、それくらいの温度でいい。 30前後で業界に残ってるやつがそもそも少ない、という気がする。他年代と比べて少ないとまでは思わないが、それぞれのラインで2、3人い

          アニメ業界における人間関係の最適化に対する考察~第一章~

          日常放出

          いけオラッ!イキリモンスター! パッカーン! アートな視点を持つ厄介アニメオタク『自己顕示でアニメを「使う」やつもゴミだが、身体的感覚の延長でアニメに「浸ってる」やつも、他者を顧みない点で前者のソレと大差ないのでゴミだなと最近思うようになってきた』 さて、内なるイキリモンスターを解き放って落ち着いたので、日常的な話をしようと思う。 毎年4月くらい恒例の行事だが、今年も小さなメモ帳を買った。marumanの四角のちっちゃいクロッキー帳。それに日記で書こうと思った小さな日常

          日常放出

          ごめん、うるせえオタク。

          映画めちゃ見る期に入っている。最近は楽しみ2、勉強8で見ている感じで、面白い映画を見たら必ずつまらなそうな映画を挟んでる。 面白い映画を連続で見すぎたら『映画に対する期待』とかいう裏パラメータがぐんぐん上がって、結果次に見たい映画がなくなってしまうという現象が起きる。これに最近気づいた。900本超えたとこで気づいた。遅い遅すぎる。 最近は箱書きを考えている時間が長いので、「シーン選出」と「説明処理」ばかり気にして見ている。画面映えは度外視しているから、おかげで前はなんかシ

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          脚本考

          魔法少女ものの脚本を書いている。オリジナルなのでまた変に時間を食っているが、商業脚本をそこそこやったので脚本に対する盲が取れた感じがある。変なこだわりを捨てれたというか。 今回かなり丁寧にプロットから、大箱書きを書いて、と段取りを重ねている。今やっと小箱書きを書いている段階だ。小箱が終わればやっと初稿に取りかかれる。あとひと月かかるんじゃないかと思う。 オリジナルを書く時、今までどうしても尺が45分を超えてしまっていた。やりたいことが映画基準だからしょうがないとは言え、ど

          脚本考

          うっ……

          『鹿の王』を見てる。

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          うっ……

          悪ノリ、正解、妥協案

          自分は気に食わない描写を悪口雑言ののしりまくるので、書き方も独断的なんじゃないかとよく誤解される。が、実際の所自分ほど聞き取り調査している人間もいないんじゃないかと思うほどには、人の意見を聞くタイプだ。 脚本のいろはが分かってようが分からなかろうが、普段アニメなんか見なかろうが、自分と趣向が違かろうが、とりあえず自分のアイデアを話して反応を見る。それが好きだし、楽しい。ウケてもスベっても。 なので知り合い以上の人間には概ね脚本の話をふっかける。あわよくばアイデアの種でも貰

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          う…

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          オキモチ不発動編

          後輩が映画館を貸し切って『イデオン接触編・発動篇』の上映会をするというので見に行った。面白い人にも出会えたし、良い会だったと思う。誘ってくれた後輩には感謝しかない。 『イデオン発動篇』は五年ほど前に一度見たことがあった。イデオンのTV版を見終えて、間を置かず見た。登場人物が全員死ぬことや、最後実写映像が流れることもあって、ある種の衝撃を受けた記憶がある。何より一時期心酔していた『AIR/まごころを君に』のラストの流れがここから引用されたものだったと分かって、富野監督の映像構

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          『RRR』バタバタ白人が死んでいく

          年末新宿で忘年会的に飲んでいた時、友人から「RRR見た?」と聞かれた。2022年の後半は殆ど映画を見なくなってたのもあり、なにそれという感じだったが、巷で噂になっているらしいと聞いて見に行った。 バーフバリは正直退屈で見ながら寝てしまった自分だが、RRRは結構楽しんで見れた。作品の中身の話ではないけど、映画のインターバルで外に出れる時間があるのが新鮮でそれも楽しく、調子に乗って飲み物を買い直したりなどした。 この映画が面白いと思えたのは「新鮮さ」と「熱量」が9割だったと思

          『RRR』バタバタ白人が死んでいく

          寒すぎるまじで。

          寒すぎるまじで。寒波やばすぎる。 それはそうと映画『ハケンアニメ』を見た。このタイトルにはちょっとした思い入れがある。というのも、前の会社、実際アニメを作る会社に入った時に、大阪弁のやんなぁ喋りの小太り眼鏡の本読みに扇子パタパタあおいじゃうようなエセ感逞しい社長が、入社初日の新入社員全員にこの本を配ったからである。うげげげぇ。 今のうげげげぇは別にディスじゃありません。今日の余りの寒さにたまたま気分が不調をきたしただけです。それにそんなことでいちいち他人にヘイト感情抱くな

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