＃９大地の恵みを感じ、元気になった話

こんばんは。

4月から訪問リハビリの部署に異動して

心も元気になってきました。

仕事内容が自分に合っていることもあると思いますが、

患者様から頂いた「手作りの野菜」から

元気をもらっているのだと思います。

まずは訪問リハビリって何？ってところから

説明させていただいて、

本題の「大地の恵み」を感じた話をしていこうと思います。

訪問リハビリとは？

私は理学療法士として働いているのですが、

その中で「医療保険を使う訪問リハビリ」

という分野でお仕事をしています。

何らかの疾患で病院に入院した後、自宅に退院した際に

困った動作がないか、今まで行えていた趣味活動など

生活の質を上げる動作を、病気を患った状態で

どのように楽しんでいくか？

など、その人の生活動作の安全性や質を上げるために

提案や助言、足りない身体機能の向上のための訓練を

行うことを仕事としています。

大地の恵みを感じる

先日訪問した患者様は、退院して次の日自宅に伺ったときは

まだきつそうで、足取りもおぼつかない感じでした。

元々畑仕事に生きがいを感じ、

趣味としている方でしたのでその次の訪問日は、

畑に行くことにしました。

（もちろん、大病を患った後なので今まで通りの

負荷で動作を行うことはせず、どのくらいの頻度で

休憩し、どのように動作するのが負担なくできる

など助言をしながら行いました。）

畑に行くと、前日までの活気のなさとはうって変わって

心の底からの笑顔が溢れ、

「この間引きをせなんと思って入院中もずっと気になってたんよ！」

と、生き生きと作業をされていました。

畑仲間からも、

「待ってたよ～！」なんて声を掛けられ

涙ぐむ場面もありました。

野菜に対する愛情も語ってくださり、

最後には育てた野菜もくださいました。

家に帰っていただいた玉ねぎを調理して食べるとき、

その患者様の顔を思い浮かべ、思いを感じながら

食べました。

野菜のみずみずしさもありとてもおいしかった、、、。

でもそのおいしさはその人を感じながら食べたから

という理由が一番だと思います。

「大地の恵み」

私たちはこういった大地の恵みに生かされ、

大地の恵みを適切な形で愛情を持って生かしてくれる

生産者さんたちに生かされているのだと、

しみじみ感じ、幸せに思いました。

本日も読んでいただきありがとうございました。

素敵な画像も拝借いたしました。

ありがとうございました。

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