ダッチオーブンで作るパエリアと焼芋で子供達も大喜び
【田舎ならではの草刈り】
先月より知り合いの方に、空き地の草刈りするついでにダッチオーブンでBBQしたいとお願いしてこのGW中に実施しました。
ダッチオーブンBBQする為に草刈りすると言ったものの、草刈り機で草刈りするのなんて初めてでした。
とは言え、事前に簡単な使い方を空き地の持ち主さんから教えてもらってました。
①燃料をエンジンに送る為のポンプを3回押す
②右手側ハンドルのエンジン電源スイッチをON
③草刈り機の後ろにあるリコイルスターターを引く
④右手のハンドルに草刈り機エンジンパワー調整レバーを押すと回転数調整
⑤草刈りしたい雑草の所へ先端を持っていく事で刈っていく
ざっと草刈り機を起動する為の手順はこんな感じでした。
事前に一回だけやったので、意外とスイスイとスムーズに起動出来ました。
で、肝心の格好としては、ユニクロのパーカーとジーンズと、かなりラフな格好でした。
【ヤッケが欲しくなる】
草刈り機で刈って行くと、切った雑草の破片がやはりどうしても足の方に飛んできますね。
こればかりは避ける手段が無いので、キツい汚い臭い飲む3拍子が揃った大分製鉄所で働いていた頃の知識や経験を活かすと、ヤッケが欲しくなりますね。
ヤッケって何?となるのですが、とにかく汚れる事が多い現場として有名な大分製鉄所では、ヤッケと呼ばれるナイロン製の薄いパーカーやズボンを履いて作業する事が多いです。
このヤッケを履く事で、多量のホコリが髪の毛やヤッケの下に着込んだ服が汚れにくくなるので、大分製鉄所内の各作業員の間では、大変重宝されてます。
まぁヤッケを履かずに草刈りしてみると、特にジーンズのズボンがめっちゃ草が飛び散って草だらけになってました。
草だらけになったジーンズと言えど、まぁ手でパパッと払ってしまえは落ちる程だったので、そこまで大汚れする事はありませんでした。
ダッチオーブンやBBQの炭や薪の煤汚れがジーンズに付くのに比べたら、まだ綺麗な方かもしれません。
ダッチオーブンやBBQで使う炭の汚れは、その場ではなかなか落ちにくいですからね。
【伸びまくってる雑草を刈るには?】
で、草刈りしている際、中には結構1500mm程伸びている雑草もありました。
家主さんから言うと、そこまで伸びている雑草は、上から草刈り機で下ろしながら刈るとやりやすいとの事だったので、上から草刈り機をスーッと下ろしながら刈りました。
根っこに近いところからでも刈れなくもないのですが、草刈り機の先端に雑草が巻きつく時があったり重く感じる時があるので、やはり上から刈って行った方が圧倒的にやりやすいですね。
【ワイヤーも調整しよう】
たまに草刈り機先端のワイヤーの長さが短くなって草刈りする範囲が狭くなる時があります。
その時は、草刈り機のエンジンを止めてワイヤーを通している穴を別の穴の所に差し込んで長さを調整していきます。
10年ほど、現場仕事していたので、こういう時エンジンかけっぱなしでワイヤーの調整するのはかなり危ないです。
何かの弾みでエンジンに負荷をかけてしまい、ワイヤー調整中に手が巻き込まれて怪我をするケースはよくあります。
なので、ワイヤーを調整する時は絶対にエンジンを止めてから行うよう注意しました。
で、またエンジンを起動させて草刈り再開です。
【どうやって速く草刈りするか?】
少し慣れていくと、どんな感じで草刈り機を動かしていったらもっと速く簡単に楽に刈れるのか、と考えながら動かしたりしました。
例えば、先程の様に1500mmも伸びている雑草を刈る場合、上から下に下ろしながら刈った方が良いけど、それが密集地帯になっている場合はどうしたら良いだろう。
草刈り機を上から刈っていくのはもちろんだけど、真横に振りながら下に下ろすようにしたら一気に広範囲に渡りながら刈れるのでは、と思いながらやってみると意外とアッサリ雑草を刈れました。
まぁ、何より凄いのが、草刈り初心者でも簡単に扱えるHONDA製草刈り機。
簡単な動作で草を刈れるユーザーインターフェースなので、やはりここはどんな業態でも参考にすべきです。
タイムラプス動画も撮りながらやっており、振り返って見るとドンドン空き地が綺麗になっていく風景は清々しく感じて良いですね。
家主さんから1日草刈りかかると言われてましたが、90分程で終わってめちゃくちゃ楽しかったです。
草刈りし終えた空き地には、ツグミと呼ばれる小鳥達5匹ほどが、餌を求めにウロウロしていました。
そんなツグミのような小鳥を田舎の天気が良い昼下がりの下でお茶を飲みながら見ると、とても癒されますね。
【草刈り後のダッチオーブンパエリア】
で、草刈りも終わってダッチオーブンBBQの段取りです。
今回は、この前のお客様から頂いた立派な鯛をダッチオーブンで使ってパエリアを作ります。
久しぶりに魚の下処理して面白かったです。
サイズもちょうど持っているダッチオーブンに収まる感じで良かったです。
まぁダッチオーブンのパエリアと言っても、高級サフランを使わず、ターメリックで代用しました。
ダッチオーブンで作るパエリアの良いところは、米を洗わずにそのままBBQ出来るキャンプ場へ持っていく事が出来る所ですね。
他にも、仕込んだ食材をそのままポイっと温めたダッチオーブン内に放り込んで炒めたり蒸したりするのが多いのが、パエリアのお手軽さですね。
まぁ、ほとんどの時間はダッチオーブンでジックリとパエリアを焼き上げていく時間をまったりと過ごすのが、大半ですね。
ちなみに、米を洗ったり吸水してしまうと、ダッチオーブン内に入れているパエリア用の米を炒めている時に米が割れてしまう場合があるからですね。
ただ、鯛があまりに立派な為だったか、なかなか火が通らず、ちょっと長めに蒸して行きました。
火の通り加減を確認する為に、持ち込んだ竹串のおかげでわかったので、持って来ておいて良かったです。
竹串がすんなり鯛に貫けば、ダッチオーブン内の鯛にも火が通って柔らかくなっている証拠だからですね。
ダッチオーブン内の鯛がしっかり火が通ったら、あとは野菜を鯛の上や周りに置いて蒸らすだけですね。
【待ってる間に焼芋】
その間に、焼芋も焚火の中に放り込んで焼いてました。
濡らした新聞紙を二重にサツマイモに巻いて更にアルミホイルで巻く三重にしてサツマイモをガッチリする事が重要です。
こちらの焼芋も時々ひっくり返す程度で、約30分で甘く柔らかくホクホクの焼芋の完成ですので、ダッチオーブンと同様にほったらかしで完成するので良いですね。
焼芋作っている最中に、ちょうどお隣のファミリー様もBBQをやっていました。
と言うか、草刈りしていた時から気になっていたようです。
【お互いお裾分け】
お隣のファミリー様がBBQやりだした頃にダッチオーブンで蒸らしていたパエリアや焼芋が焼き上がって、量も多く作っていたので、お隣のファミリー様にもお裾分けしました。
特に子供達には、このダッチオーブンで作ったパエリアが大人気でした。
ダッチオーブンで作った訳ではないのですが、焼芋も子供達だけでなく親もおいしいと言う程喜んでくれていたので、とても嬉しかったですね。
ちなみにファミリー様のBBQで焼いたフランクフルトやマシュマロなどお裾分けしてもらいました。
マシュマロが特に甘く、そしてクラッカーと一緒に食べると、すごくおいしいですね!
流石、BBQ王道のマシュマロ!
ダッチオーブン内に残ったパエリアとかはタッパーに移して翌日食べました。
【そして、野宿】
ちなみに、この日はそのまま草刈りした空き地の所で野宿でした。
ダッチオーブンを収納袋に入れずに放置していたのは、まずかったかもしれませんが。
夜露が降りてくる関係上、ダッチオーブン周辺が錆びる可能性もありますからね。
で、本来ならテントを張って寝る所なのですが、最近ダッチオーブンの印象がないディスカバリーチャンネルを見る事が多くなっているので、敢えてテントを張らずに寝ました。
とは言え、寝袋は持ってきてました。
ダッチオーブンとはまるで関係が無い、寝袋の下にちょうど竹林があったので、竹を15本ほどくっ付けて簡単なベッドがわりにして寝ました。
直接地面の上で寝るわけではなかったので、そんなに冷える事はありませんでした。
とは言え、腰が少しゴツゴツしていたのと、フクロウがホーホーと何度も鳴いており、夜中何回か目が覚めてしまいましたが。
と言うか、フクロウの姿は見れないですが、生まれて初めてフクロウの鳴き声をリアルで聞けて、ダッチオーブンで作ったパエリアをお裾分けしたのと同じぐらい感動しました。
まぁ、その感動した分もあってか、ますます夜は寝付けなかったです。
翌朝起きると、まぁ案の定、少し腰が痛かったです、ダッチオーブンで作ったパエリアが大好評でとても嬉しい収穫があったので、良い1日でした。
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