美輪明宏さん にもドキッ!
多忙な日々の中、つい忘れてしまう、
当たり前であることへの感謝の気持ち。
多忙を言い訳にしてはダメだけど。
美輪明宏さんが、身体障害者の施設にチャリティーコンサートに行った時のエピソードに、ドキッとさせられました。
美輪さんが最初に彼らの姿を目にし、少しの間、
じーっと見ていたら、
彼らの内なる声が頭の中に、ドッと流れこんできたそうです。
《私達を見てごらん! あなた達の悩みは、悩みのうちに入らないんだよ。あなた達は幸せなんだよ。
まず、好きな所に歩いて行って、
そして、新しく買ってきた靴を履く足がある。
でも、私達には、その足がないんだよ。
トイレにも、普通に行けるだろう? 私達は介助してもらって、やっとトイレに行ける。間に合わなくて、途中で漏らすこともあるんだ。
また、服を買ってきても、袖を通す腕がないのだ。
あなた達は、不幸ばかり数えてる。
感謝することがたくさんあるのに、
なぜ、感謝しないの?》
美輪さんは、彼らのパワー、彼らの内なる声の洪水に圧倒されたそうです。
当時、美輪さんは様々な悩みを抱えていました。
自分は慰問に行ったのに、逆に自分が慰問されたのではないかと思った、と。
そして、こうも言ってました。
彼らは、私達を戒める(いましめる)ために、
あの世から使わされた菩薩(ぼさつ)に違いない、と。
この話しは、ある動画で聞いてたのですが、
もうホントに、ドキッとしてしまいました。
私は今まで五体満足であることに、感謝したことがあっただろうか?
行きたい場所に歩いて行く、車を運転する、
仕事に行く、買い物に行く、全て当たり前のように行動していた。
だから、五体満足も普通に、当たり前に感じてた。
当然、それに感謝することなどなかった。
毎日、仕事や家事で多忙で、心にゆとりがないと、
当たり前に感謝することを忘れてしまう。
美輪さんの話しを忘れないよう、感謝の気持ちを
できるだけ意識するように心がけないといけない。
余談ですが、動画には、丹波哲郎さんも参加してました。丹波さんは、こんな話しをしてます。
死んだら、必ず出会うのが発光体で、その発光体が
こう聞いてくる。
人間介で、どれだけ人のために尽くしてきましたか?
これに、ちゃんと答えることができる人が
本当に幸せな人なんだそうです。