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一視同仁


競う事や争う事、競争について考えていた。ここ数年は特に違和感を感じていた。昭和の時代では幼少の頃から’かけっこ’で順位を競う教育を受けた。しかし人には競争を好まない穏やかなタイプと、競争が無いと生きていけないバトル好きなタイプが今の世界には共存している。

縄文時代の武器らしきものは出土されず、争いの痕跡はなかったという。今、日本人はその様な世界を思い出せ、いや、忘れたとは言わせない、言われている。

 大多数が競争を好まない穏やかなタイプ。バトルがないと生きていけないタイプを含め、どちらをも慈しみ、分け隔てなく接することを実践し、とことん楽しむという悟りの境地に達する人はなかなかいない。それは究極の寄り添いである。

そして’価値’についても考えていた。
旅をする事でもしかしたらお金の価値や人間の価値を知る事ができるのかもしれない。同時に自分の価値にも気づく。お金=幸せ、といった狂った方程式から抜け出し、次第にお金はあくまでも価値を交換する際に便利な道具としてフォーカスが当たる。

モノよりは教養、情報よりは文化。
そして旅で人間的な価値を感じる事で魂の経験になる。魂の経験は必ずしも興味を持てる感情だけでは無いが、例えば’旅’は人間としての価値が上がることを感じる事ができると思う。

なので自分や未来が見えなくなる時は旅をすると良い。私が旅をしたがるのは魂が喜ぶからだ。

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