kan jazz yuki

関西ジャズステッパーズというジャズミュージックに纏わる音楽で踊る集団を主催しています。…

kan jazz yuki

関西ジャズステッパーズというジャズミュージックに纏わる音楽で踊る集団を主催しています。大阪、京都、神戸、東京が主な活動地域です。

最近の記事

speaker stack

マンスリーで投稿している表記のメディア 11月の分が本日より掲載されてますので宜しくお願いします。 今回はダンスの中に秘せられたモノに関してを記しています。

    • SPEAKER STACK

      コロナにより人と人の接点が大きく遮断され様々な人達は知恵を絞り工夫を凝らす活動をせざるを得ない状況だと思います。 私も昨年末から考えていた事を同じ様な価値観を持った人達に語りかけ話をした事が別の形でこの状況下で動きだしています。 其れが表題の"SPEAKER STACK" 「音楽・アート・ファッション・飲食など、あらゆる業種を生業にする人々。彼らの日常やライフスタイル、それぞれの視点で日々アップデートされる感覚、それを取り巻く場所などを紹介。人と人、人と場所を繋ぐ交易拠

      • 新しいモノを産むパーティー②

        コロナの影響なのかはたまた此れが世情なのか? 集まると言う手段に待ったがかかる。 もし其れで集まったならば、下手したらSNSで後ろ指を刺したり、タチが悪いのは自粛警察?なんやねそれ。 おかしな社会が浮き彫りにされた形ですねー そういえば昔、CWニコルという人がアメリカで子供が成長する過程でナイフで物を削る事を教えられるとか。勿論技術習得の目的もあるかもしれませんが痛みを経験し、傷を付ける行為を理解する・・・これに意味があると聞いた事があります。SNSは確かに便利だけど

        • 新しいモノを産むパーティー①

          この世情の中、少しづつですがパーティーが再開されてます。予断は許さない状況ですが其々が実りある事を願っています。 さて、私が最近特に思うのが規模は小さくても良いので何か新しいモノを産む。そんなパーティーをやりたいと思っています。 そこで私が行ってみたい、行ってみたかったものを紹介しますね。 今回は、 LOW END THEORY(2006〜2018)ヒップホップとヘヴィーエレクトロニクスをミックスする唯一無二の重低音サウンドで、ビートミュージックシーンを現在進行形で牽

          Katherine Dunham

          キャサリン・ダナム(1909- 2006) この方がアフロ・アメリカンで最初にカリビアンダンスをアメリカに広く伝えた人物でしょう。 ハイチに住まわれた事もあるのでヴゥードウー教の儀式なんかも目の当たりにされ、舞台もスピリチャルな構成もあります。 意志が強く、博学で(大学に通って学位を取得した最初期のアフリカ系アメリカ人女性の一人である)尚且つリーダーシップもあったのでしょう。「The Blue Moon Café」を15歳で立ち上げたり、後に「Negro Dance G

          Katherine Dunham

          アフリカのリズムの継承

          コロナ影響により今まで以上にストレスのある生活を強いられてる。 会うべき人に会えない、会いたい人に会えない、感謝したいけどできない・・・ 会えない行けないそして交流できない・・・ 其処にきてBLM SNSによる問題提起はそれまでの人種差別による不具合を更にあからさまに行ってるのは否めない。 そのスピード感たるや、あまりにFASTで怖さを感じています。 黒人と呼ばれるアフロルーツの方々、実は文明をいち早く開花させたのですが彼等自身の記録が無いのが現状です。 紙の原

          アフリカのリズムの継承

          Diaspora

          タイトルのDiaspora(ディアスポラ)なんですが「元の国家を離れた国での民族やコミュニティ」ざっくりこんな意味でしょうか?(ユダヤ系、華僑、日系人などなどをイメージして貰うと分かりやすいかと) 古代ギリシャでは、ギリシャ民族が母国を離れて、地中海沿岸や黒海沿岸に進出して、ギリシャ人コミュニティーを作っていった。(そんな意味合いのギリシア語から由来され美術用語でもあるらしい。) 此れを人では無く音楽や舞踏、絵画、詩などの文化に置き換えるとどうでしょう? こんな解釈もで

          シンコペーションって?

          コロナウィルスの影響で自粛を余儀無くされてる方々が多いと思います。色々とあると思いますがご自身の健康と安全を第一としてすごされる事を願います。 さて今回は過去にリズムとビートについて記しましたがダンサーの方々に抑えて頂きたいリズムの技術があります。それはシンコペーションです。良く聞く言葉だと思いますし知らずとダンスに使われています。 コイツを理解して使うと更に音楽とリンクすると同時に音の印象を観てる人に更に印象づけれる、そして何より楽しくなります。 言葉の意味としては

          シンコペーションって?

          Nuyorican Soul faniaの熱さ

          プロレラーの故マサ斎藤氏は喧嘩が強かったとか。そんな彼が言ってたのが「プエルトリカンには喧嘩を売るな。彼等の民族の団結力は凄まじく仮に仲間がやられたら必ず後でファミリーが仕返しをする。」との事。 勿論、アメリカでの歴史的な背景があるかもしれませんがある意味、愛情深い民族なのかもしれませんね。 このプエルトリカンは60年代からNYを中心に音楽やダンスに多大な功績を残してます。 1959年にキューバ革命が起こりアメリカとは完全に国交を断絶。(今まさにミサイルをアメリカに向け

          Nuyorican Soul faniaの熱さ

          チャノ・ポソ(ChanoPozo)

          パーカッションと呼ばれる楽器は様々な種類がありますよね。 コンガやボンゴ、ティンバレス、カホンにジャンベ、ダラブッカ、などなど・・・ 昔、レゲーバンドをやってる子に踊りをやるから絶対ハマるからやってみない?って誘われたりもしてました。彼は色黒でドレッドロックの髪型。高校の時はラグビーをやっていたから身体もがっしりしていて、いつもタンクトップにビーチサンダルの出で立ちで・・・どう見ても日本人に見えない男でした。 そんな彼は当時、モード学園という専門学校に通っていてそのモー

          チャノ・ポソ(ChanoPozo)

          後輩DANCERからの質問

          以前、現役バリバリの後輩DANCERから質問されました。 リズムとビートは違うのですか? ちょっと整理していきましょう リズムとは、音符や休符が集まって出来た一定のパターンのことです。例えばラテンのクラーベ、ジャズのスウィング、ブラジルのサンバなんかをイメージして貰うと御理解頂けるかと。 ビート(拍)は音楽に合わせて足を踏み鳴らすとすると、それぞれの足踏みがビートということになる。 基本的な時間の単位の始まり、つまり時間の中のある1点。 そこで問題。8ビート、16

          後輩DANCERからの質問

          I DJ 〜I dance jazz

          標題のI DJと言う言葉なんですが初めて知ったのが1986年くらいだったと思います。 とある海外の雑誌でUKのシーンを特集していました。そいつを購入し家で読んでいたんですが、「I DANCE JAZZ」と言う言葉が出てきます。其れは記事を書いている人がシーンを観て表現した言葉と思っていました。 処がどうもそれだと文脈が纏まらない。まさかダンスチームもしくはダンスクルーの名前じゃないだろう? しかしそう当てはめて読むと辻褄が合う。 なんとド直球な名前なんだ! I DA

          I DJ 〜I dance jazz

          Jazz Dancer〜Jazzで踊る

          Jazzで踊る。 古くは1920年代から認識されてます が、 1980年代の初め位にイギリスではじまったムーヴメント、此方の方が刺激的であると感じています。 其れは前者がどちらかと言うと踊る為に作られたJAZZであり、後者は踊る為ではないJAZZであった事。 加えて西アフリカのリズムとスペイン(ポルトガルも少しかな?)の伝統が入り混じったカリビアンカルチャーを受け継いだダンサーにココロ惹かれ、私は是等をルーツとした1980年代のUk JAZZ Dancerに大きく影

          Jazz Dancer〜Jazzで踊る

          contort

          大阪の東心斎橋にあるBAR 店舗は去年に改装されそれまでは薄暗くレコードが陳列され、音楽好きが呑みに来るまったりとした空気感がある場所。改装された後にレセプションパーティだったかな?無駄なデッドスペースが削がれ敷地以上に広さを感じる・・・今までのイメージと違い小箱ながらストレスなくフェスの様な居心地としても楽しめる場所へと変貌。 このレセプションパーティの印象が強く、此処でDACEのイベント、所謂ダンサーだけでなく来場した人達が楽しめる事をやりたいと去年思いたち始めたのが

          SUSET GLOW

          昨年、主催のイベントを今年は手始めに4月19日(日)の15時〜21時に行います。 内容的にはjazzを主体にしたDJ達によるback to backとdancerによるback to backで1番その場を魅了したdancerを観てる人達も含めて決定する。 そんな内容ですが、勿論お酒を呑みながら思い思いに楽しんだりする人達もいたり案外熱苦しい時間ではなかったかな。 今年のDJ陣は昨年に引き続きseditional jazzの面々で今年はフルメンバーでお願いしてます。