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チャレンジを成功に導く道は、「あるもの探し」です

3月最後の金曜日は雨の朝、たぶん午前中は降り続くようです。気温高めなので、桜の蕾も開き始めるだろうなあ。ちょっと疲れが溜まっているせいか、ハーブティを飲みながら、ぼうっといろいろなことを考えています。

厳しい経営環境のなかで、多くの企業やお店がさまざまなチャレンジをしています。しかし、チャレンジの方向は、自社に欠けていること、不足していることに向かいがちです。「隣の芝生は青く見える」といいますからね。

でも、これは「ないもの探し」です。

もちろん、こうしたチャレンジを否定しません。ただ思うのは、厳しくなったから取り組むというレベルのチャレンジで何とかなるものなのだろうか。チャレンジしようとしている分野には当然競合が存在しますからね。

社運をかけて、イチかバチか・・そんな言葉を聞くこともありますが、経営はギャンブルではありません。そもそも、ギャンブルとチャレンジは別物です。ある通訳の方は一度も勝ったことがないと語っていましたね。

「ないもの探し」の前に大事なのは「あるもの探し」です。

あるものとは何か?それは「自社の強み」です。あるいは、いまは強みとはいえないけれども、「強みになりうる可能性があるもの」です。これを発見し、顧客の価値に変えるのが、本当の経営のチャレンジだと思うのです。

いまの顧客に強みが受け入れられないのなら、顧客を変えるのも大きなチャレンジです。あるものを探し出し、活かすことは、計画性のないギャンブルではなく、現実性の高いチャレンジです。あとは行動するのみですね。

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