Fukumaru

論文翻訳をしています。合間に日常と虚構を書いています。pixivにも書いています。どう…

Fukumaru

論文翻訳をしています。合間に日常と虚構を書いています。pixivにも書いています。どうぞよろしく。 https://www.pixiv.net/users/22962655

マガジン

  • 【厩菓子】

    競走馬の厩舎をやっている夫の職場へもってゆく菓子の記録。 毎週木曜はスタッフのために菓子を焼く。その記録を残しました。

  • [小説]水族館オリジン

    わたしは日本の海べりの小さな町にすんでいる図書館員。一緒に住んでいる彼氏は岬の水族館につとめている。ない音を拾う耳と見えないものを敏感に感じてしまう感覚が日々わたしをなやませるけれど、それはきっとこの町にうまれたことに所以がある。すこしミステリアスでHSPなわたしの、不可解日記。フワフワした中空感を味わって。

  • Do−shite馬に乗らないの?!

    馬には絶対乗るべきです。それを説く文章

  • 【NIWAの話】

    雑草というなまえの草はない。でもいらないんだから、名前なんか覚えないよ?草はぬくもの。それじゃあ、どうして抜くのよ。それがすてきな風景をつくっても? 庭仕事はいつも本音と建前の葛藤の連続。いろいろ考えながら試しながら、変わってゆく自分と庭を楽しんでいる記録

  • 不機嫌日記

    不機嫌な一日の記録

記事一覧

【小説】水族館オリジン 12

chapter XII : また会う日まで その日の朝あたたかくて悲しい夢を見ました。 私はどなたかの…

Fukumaru
1日前
5

Do-shite馬に乗らないの?!

馬乗りの気質は総じて天邪鬼だ。 あるいは次男坊気質。 あるいは実証主義。 簡単に人の言う事…

Fukumaru
2日前
1

【厩菓子】夏のセムラ

きょうは27度、7月の暑さになるというのに、どうしてもつくりたくなってセムラにした。 カ…

Fukumaru
2日前
3

Do-shite馬に乗らないの?!

「きのうは、養魚場で一人夜勤だった」 青い顔をした大学生のOくんがカウンターの隣の席に座っ…

Fukumaru
3日前
1

【小説】水族館オリジン 11

chapter XI : キングヘリング フランスからのお客様をお泊めしました。大きな体に日に焼けた…

Fukumaru
3日前
3

【小説】水族館オリジン 10

chapter X: 小さなお客様 図書館は万能だと思うことがあります。 静かだし、本のための室温と…

Fukumaru
4日前
4

【小説】水族館オリジン 9

chapter IX: ご馳走 横読みってわかります?こういう風に呼ぶのが正しいかどうか不安が残りま…

Fukumaru
6日前
4

【厩舎菓子】キャラメルとクリームチーズのパウンドケーキ

ひさびさにちょいアレンジのシリーズを始動。 パウンドケーキは良い粉と良いバターを使えば美…

Fukumaru
6日前
2

今日はスト
ゆえに風だけが吹き抜ける
厩の扉を開くと馬たちがヒヒーンと次々に嘶く
昨晩から会っていない・・・
世話してくれている人たちを恋しがる

馬好きじゃないと
できない仕事
馬好きにしか感じられない
熱い胸
こんな仕事他にない

Fukumaru
7日前
2

【小説】水族館オリジン 8

chapter VIII:竜宮城 図書館でおはなしかいがありました。 ちいさな子供たちに、おはなしを…

Fukumaru
7日前
2

なりたい自分はあるけれど
描いたり
書いたり
した物の方が
生の私より
ずっと清かったり
美しかったりする

そのとき
認識している自分とは違う
別の存在が
肉を着ているのを思い知る

たどりつくべきは
まっすぐに私の目の中をみて
笑いかける人の
視線の先にあるのかもしれない

Fukumaru
7日前
4

【NIWAの話】分枝効果

さて最初のブルームの季節がおわって、二度目がやってきました。 この季節のすこしまえ、暖か…

Fukumaru
8日前
6

Do-shite馬にのらないの?!

夫の厩舎は北の杜というところにあります。以前は乗馬苑のあったところで美浦トレーニングセン…

Fukumaru
11日前
3

【小説】水族館オリジン 7-IV

chapter VII: 翁撫村 ④ その晩、私はまた音をつれて帰ってきてしまいました。 小さな子供の…

Fukumaru
11日前
1

【小説】水族館オリジン 7-III

chapter VII: 翁撫村 ③ 過去の出来事は、よほどのことがない限り思い出したり、あのときはど…

Fukumaru
11日前

【小説】水族館オリジン 7-II

chapter VII: 翁撫村 ② ところが夏休みのある日、 南の方で台風が発生して海はとても荒れま…

Fukumaru
12日前
2

【小説】水族館オリジン 12

chapter XII : また会う日まで その日の朝あたたかくて悲しい夢を見ました。 私はどなたかの…

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【厩舎菓子】キャラメルとクリームチーズのパウンドケーキ

ひさびさにちょいアレンジのシリーズを始動。 パウンドケーキは良い粉と良いバターを使えば美…

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ゆえに風だけが吹き抜ける
厩の扉を開くと馬たちがヒヒーンと次々に嘶く
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できない仕事
馬好きにしか感じられない
熱い胸
こんな仕事他にない

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【小説】水族館オリジン 8

chapter VIII:竜宮城 図書館でおはなしかいがありました。 ちいさな子供たちに、おはなしを…

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7日前
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なりたい自分はあるけれど
描いたり
書いたり
した物の方が
生の私より
ずっと清かったり
美しかったりする

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認識している自分とは違う
別の存在が
肉を着ているのを思い知る

たどりつくべきは
まっすぐに私の目の中をみて
笑いかける人の
視線の先にあるのかもしれない

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