Naoshige Nagura

整形外科医 / 医学博士 / 千住名倉 9代目 / 名倉医院 (創業1770年) 当院HP https://nagura-iin.com ブログ:Naoshige Style https://naoshigenagura.com/

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    足立区立郷土博物館区制90周年記念文化遺産調査特別展「琳派の花園あだち」の広報番組出演

    足立区立郷土博物館区制90周年記念文化遺産調査特別展「琳派の花園あだち」の広報番組に出演させて頂きました。(番組動画あり)12月11日まで開催中です(^.^)ブログ内に動画があります。是非ご覧ください🌟

      • 意味のないものと向き合う心の余裕の大切さ

        • 疲れた時、不安になった時、難解な文章を解読している時、上を向いて大きく深呼吸をしてみる。すると前向きな気持ちになります。 前向きな気持ちはネガティブな思考連鎖を断ち切るパワーになります。 以前どこかで読みました。 「同じ呼吸でも下を向けばため息、上を向けば深呼吸。」

          • 身体の健康状態を反映する網膜は死亡リスクも反映している!?

            今朝、「網膜年齢差+1歳ごとに全死亡リスク2%上昇」と言う記事を読みました。 実年齢と網膜の年齢の差が乖離すると死亡リスクが上昇(心血管系と悪性腫瘍による死亡は除く)しているという研究結果です。 つまり網膜の状態が健康の指標になっており、もし今後簡便に網膜の状態を調べることができると現在の健康状態を把握できる有効なツールになり得ます。 網膜は眼球の一番内側に存在する膜状の組織で、ものを見るために重要な組織です。発生学的には脳の一部であり、脳から突出している構造になっていま

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            ブログを始めました。

            私の個人ブログをつくりました^_^ 慣れない作業にかなり手こずりましたが、今後は出来るだけ充実させていきたいと思っております。 ご覧頂けたら嬉しいです(^。^)

            骨折した時に用いるギプスを初めて考案した人物

            骨折を受傷した際に使用するギプス包帯(通称ギプス:gips オランダ語で石膏の意)。骨折されたことがある方は巻かれた経験があるかもしれません。 骨折部を固定する概念は紀元前1700年代のメソポタミア文明まで遡りますが、石膏を混ぜて固めるような現在につながるギプスは、オランダの軍医であるアントニウスマタイセン(Antonius Mathijsen)氏が19世紀のイギリス・オランダ戦争の時に考案したそうです。怪我を負った兵士の治療を効率良く行う必要があったためです。 日本におい

            Youtube動画「風邪の引き始めに注意!!」

            体調不良の兆しは何でしょうか。私は喉の違和感です。悪化させない私のポイントは、 ①違和感(いつもと違う)に気付く ⇦1番大切! ②のどぬ〜るを頻用する ②コーヒーに蜂蜜を入れる ③熱い風呂に入る ④睡眠時間を確保する ⑤龍角散喉飴を舐める 参考になれば幸いです!!

            体調不良の兆しは何でしょうか。私は喉の違和感です。悪化させない私のポイントは、 ①違和感(いつもと違う)に気付く ⇦1番大切! ②のどぬ〜るを頻用する ②コーヒーに蜂蜜を入れる ③熱い風呂に入る ④睡眠時間を確保する ⑤龍角散喉飴を舐める 参考になれば幸いです(^。^)

            宇宙の生命体が我々だけなら、何のために宇宙はこんなに広いのでしょうか。 そもそも宇宙にとって生命体の存在意義は? 我々の認知できない巨大な力や意志が働いているのでしょうか。 いや宇宙を前にして、「力」「意志」「働く」という言葉自体、意味をなさないのかもしれません。

            今こそビタミンDの摂取を

            現代人のほとんどはビタミンD不足といわれています。 ビタミンDはカルシウムの吸収を促進することで骨粗鬆症の予防になり、免疫系へも働きかけることで感染症やがんの予防にもなることがわかってきています。最近の報告ではコロナ感染症の重症化予防にもなると報告されました。その他にも動脈硬化や心疾患、糖尿病、精神疾患、認知症、筋力低下などの予防効果も期待できます。 従ってビタミンDを十分に摂取することは、様々な疾患予防となり人生百年時代を元気に生きる健康の秘訣といえるかもしれません。 さ

            物言えば 唇寒し 秋の風 松尾芭蕉の句で晩年につくられたそうです。 確かに批判や自慢話は後味が悪く、秋風のように寒々とした気分に囚われるものですね。 批判する時間も自分の人生の一部ですから、限られた時間を有効に使いたいです😊

            体を俯瞰して見る

            朝はまずコーヒーを入れ、デスクに向かい読みかけの本を読んだり、パソコンでSNSやメールのチェックをします。 最近は目の疲労か調節機構の衰えなのか、朝一番には文字がすぐクリアに見えてきません。 朝目が疲れている理由に、就寝時の目の乾燥があるそうです。 そこで就寝時にアイマスクをしましたが、起きた時には必ず外れています。 目の血流を良くしようと思い、普段患者さんに紹介する肩こり体操をやったりもしました。これには一定の効果がありました。 しかし、、それでもまだいまいちです。 そ

            「はじめての考古学」を読んで

            著者の松木武彦(まつぎ たけひこ)氏は、考古学者で現在は国立歴史民俗博物館の教授です。発掘調査に携わる「専門職」を経た後、研究と教育に携わる「研究職」に20年以上身を置かれているそうです。 本書は考古学的な視点から、日本古代の歴史を分かりやすく解説してくれています。そもそも「考古学」の対象となる時代はいつからいつまでなのでしょうか。それは文字がまだなかった時代、失われたり信頼出来なかったりする時代が対象となります。具体的には 700万年くらい前〜第2次世界大戦前後まで

            レ・ミゼラブルの小説とミュージカル

            「思い通りにいかないから人生は面白い」を読んで

            曽野綾子氏は宗教や社会問題、生き方についてなど幅広く執筆されている作家です。 カトリック教徒で、幼稚園から大学まで 聖心女子学院に在籍しておりました。1995年から2005年まで日本財団会長を務め、2009年からは日本郵政社外取締役に就任されています。 日本芸術院賞・恩賜賞、吉川英治文化賞、菊池寛賞を受賞されています。 本書は全9章から構成されており非常にわかりやすい文体で書かれています。目次も眺めるだけで「なるほど」と思うくらい丁寧に記載されています。タイトル自体も多くの

            「この世に命を授かりもうして」を読んで

            本書は2013年9月上旬に比叡山延暦寺一山長寿院にて行われた酒井雄哉(ゆうさい)氏に対するインタビューのまとめです。インタビューの時、氏は大病の静養中であり、同じ月の末に他界されました。 本書において、酒井氏はがんの病を患ってから、「生かされている」ということへの感謝を忘れていたことに気付いたと述べています。今まで元気過ぎたため自分の健康を過信して、自分の力で生きているような気になってしまっていたと。 私達の命は預かりものである。そして、 命のろうそくの火が燃え尽きるま