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「思い通りにいかないから人生は面白い」を読んで

曽野綾子氏は宗教や社会問題、生き方についてなど幅広く執筆されている作家です。 カトリック教徒で、幼稚園から大学まで 聖心女子学院に在籍しておりました。1995年から2005年まで日本財団会長を務め、2009年からは日本郵政社外取締役に就任されています。 日本芸術院賞・恩賜賞、吉川英治文化賞、菊池寛賞を受賞されています。 本書は全9章から構成されており非常にわかりやすい文体で書かれています。目次も眺めるだけで「なるほど」と思うくらい丁寧に記載されています。タイトル自体も多くの

    • 「この世に命を授かりもうして」を読んで

      本書は2013年9月上旬に比叡山延暦寺一山長寿院にて行われた酒井雄哉(ゆうさい)氏に対するインタビューのまとめです。インタビューの時、氏は大病の静養中であり、同じ月の末に他界されました。 本書において、酒井氏はがんの病を患ってから、「生かされている」ということへの感謝を忘れていたことに気付いたと述べています。今まで元気過ぎたため自分の健康を過信して、自分の力で生きているような気になってしまっていたと。 私達の命は預かりものである。そして、 命のろうそくの火が燃え尽きるま

      • 今晩は。本日東山魁夷著の「風景との対話」について記事を書きました。 同じ世界に生きていても、画家の世界の見方はまた異なるものなのでしょう。 いよいよ迎える2022年。自分の中に新しい視点を持てるよう、窓を開けて景色を眺めたいと思います(^^)

        • 「風景との対話」を読んで

          東山魁夷は昭和を代表する画家で、風景画においては青や緑の使い方に優れ「東山ブルー」とも呼ばれます。 本書は父親の反対を押し切り画家の道を歩む経緯を始め、代表作に込めた想いや作品にまつわる思い出、出来事などが綴られています。 私は東山魁夷の絵だけではなく文章も美しいことに感銘を受け、芸術は絵画も文章も音楽も「美」という点において、根底ではつながっているものなのだと感じました。 氏の代表作「緑響く」は、氏が題材となる風景を見た際にモーツァルトのピアノ協奏曲イ長調(k.488)

        「思い通りにいかないから人生は面白い」を読んで

        • 「この世に命を授かりもうして」を読んで

        • 今晩は。本日東山魁夷著の「風景との対話」について記事を書きました。 同じ世界に生きていても、画家の世界の見方はまた異なるものなのでしょう。 いよいよ迎える2022年。自分の中に新しい視点を持てるよう、窓を開けて景色を眺めたいと思います(^^)

        • 「風景との対話」を読んで

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          あかいはな

          私が中学3年か高校1年の時に、子供たちが読むためにつくった物語が、家の整理をしていたら出てきたので、恥を忍んで記録として残したいと思います。 題名: あかいはな むかし、ある広いのはらに小さな家がありました。 そこには1人の年をとったりょうしがいました。ジミーという名前でした。 いつも森へ行き、えものをとらえてはそれらを食べてくらしていました。 のはらには何もなく、動物がいるだけで、ジミーはいつもさびしかったのです。たいくつになると森へ行きえものをとらえていました。 あ

          あかいはな

          「世界で一番いのちの短い国」を読んで

          本書は西アフリカの西部の国、シエラレオネへ著書の山本敏晴氏が国境なき医師団から派遣され経験した半年間の奮闘と涙と笑い(本書記述より)と、「国際医療協力」についての考え方が著述されています。 まずはじめにシエラレオネ🇸🇱という国はどこにあるかご存知でしょうか。参考にウィキペディアURLを添付いたします↓ 著者が派遣された平成13年においてシエラレオネの平均寿命は日本人の約1/3程度でした。激しい内戦が長く続く中、医療従事者は国外に脱出し医療システムはほぼ崩

          「世界で一番いのちの短い国」を読んで

          「京都、パリ この美しくもイケズな街」を読んで

          本書は横浜市生まれのフランス文学者である鹿島茂氏と、京都府生まれの日本の建築史家・風俗史研究者である井上章一氏による2人の対談本です。 井上氏は2016年に「京都ぎらい」で新書大賞を受賞されています。京都ご出身の方がこのような本を書かれるとは興味深いのですが、私はまだ読めておりません。 さて本書読むにあたり、京都にもパリにも住んだことのない私にとってあまりに知識・見識不足で、様々な話題が展開されるお2人の対談にほとんどついて行く事ができませんでした。 従って長い時間をかけ

          「京都、パリ この美しくもイケズな街」を読んで

          「本番に強くなる!アヤコ流」を読んで

          岡本綾子氏は広島県出身の日本女子ゴルフの基盤を築いた元プロゴルファーで、現在はゴルフの指導者としてご活躍されております。 本書はゴルフのレッスン書というよりはゴルフに対する心構えについての著述になります。そして本書を読むとゴルフをプレーしない人たちにとっても参考になることが多々ある事が分かります。 ゴルフスイングで大切なものの一つにリズムがあります。スイングのリズム。自分の中に刻まれたリズムをいつも維持しながらスイングをすることで、再現性の高いスイングとなります。ゴルフボ

          「本番に強くなる!アヤコ流」を読んで

          印象に残っているクリスマスソング

          印象に残っているクリスマスソング

          「街並みの美学」を読んで

          私がこの本を読むきっかけとなったのは「日本の最終講義」(出版社:KADOKAWA)に著者の芦原義信(あしはらよしのぶ)氏の講義が出ており、今までそれほど興味のなかった建築について少し理解を深めたいと思ったことでした。氏は日本の建築家で銀座ソニービルや東京芸術劇場などを手掛けております。母方の叔父は画家の藤田嗣治だそうです。 本書は1979年に岩波書店より刊行され、今から約40年以上前に書かれたものです。全5章で構成される本書は、都市景観の重要性について日本と西欧を比較しなが

          「街並みの美学」を読んで

          「つながり過ぎた世界の先に」を読んで

          マルクス・ガブリエル氏はドイツの若き哲学者でボン大学の教授です。 本書はコロナ前後の世界の変化について鋭く洞察されています。 2019年以前の秩序は終焉した。 著者自身、このパンデミックを境に思想家としての考え方が大きく変わったそうです。社会全体を見直し、祖国ドイツとじっくり向かい合う生活をするようになったと述べられています。 人とウイルスのつながり、国と国のつながり、他者とのつながり、新たな経済活動のつながり。 今回のパンデミックはグローバル化社会において人々が「つ

          「つながり過ぎた世界の先に」を読んで

          「もしも世界に法律がなかったら」を読んで

          法律に疎く、普段あまり深く考えずに生活している私には新鮮な内容でした。法律にはおよそ2000もの種類があるそうで、私達の生活に深く関わっています。それほど意識はしていませんが、私の医療行為も「医師法」という法律で定められたルールの中で行っています。 法律の基礎となるのは「憲法」、「民法」、「刑法」、「商法」、「民事訴訟法」、「刑事訴訟法」という6種類の法律である「六法」です。 本書はまず憲法のない世界から始まります。 パイロットになりたいと言って逮捕された少年、引っ越しを

          「もしも世界に法律がなかったら」を読んで

          新年の抱負(2022年にやりたいこと)

          新年の抱負(2022年にやりたいこと)

          前を向いて歩く

          前を向いて歩く

          国際化社会とはー長谷川三千子氏「からごころ」を読んで

          「国際化社会」とは何でしょうか。 そして誰がつくり、どこにあるのでしょうか。 国際化社会はWikipediaでは下記のように定義されています。 国際化(こくさいか、英語:Internationalization)とは、複数の国家が相互に結びつきを強め、相互に共同して行動したり、互いに経済的、文化的に影響をあたえあう事象全般をさし、国際化社会とは、国際化の進展している社会をさす。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) 国家間において民族の枠を超

          国際化社会とはー長谷川三千子氏「からごころ」を読んで

          私がよくおかすミス

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