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中心感覚が何故必要か?

当たり前に使うコトバ…中心。
中心とは何でしょう。

中心を定義すると…

○身体的中心
○心理的中心
○空間的中心
○社会的中心
○時間的中心

に分類されるのではないでしょうか? 

身体的中心にも…

・上下の中心
・前後の中心
・左右の中心

これらの「ど真ん中」を中心・コア・センターなどと表現しますね。

☆一般的に知られる中心軸・丹田などのイメージ。

・私と貴方の中心
・私と他人の中心

☆カップル・剣道、そして人間関係の中心はこんな感じ。

これは空間的であり、心理的とも言えるし…広げれば社会的とも言えます。

・過去・未来と現在
これは時間感覚の中心で、いつを基準にするか?で中心は変化します。  

この様に…中心というコトバは、全てが"まんなか"を表しています。

そういえば
「世界の中心で愛を叫ぶ」
なんて映画がありましたよね。
(映画好きの私ですが、観ていません)

真中(まんなか)=中真(ちゅうしん)

地球が🌏丸いなら、地球の中心はわかりやすいですよね?

☆地球の中心のイメージと、星の集合体である銀河の渦。

映画「センターオブジアース」の世界観(好きなんですよね〜SFやファンタジー)。

しかし世の中には、フラットアース理論というのもあります。

どんなものかは⬇️貼り付けるので、興味ある方は読んでくださいね。
ここではフラットアース理論は脇に置いておきますが…

☆界隈で信じられている「フラットアース理論」はこんなイメージですね。


地球🌏は丸いという前提で考えたら…「前」という方向は?

Google Earthで自分の「前」をずーっと永遠なくらい、真っ直ぐに進めると…やがて自分の背中に辿り着くことになりますよね?
(飽きっぽいので、Google Earthで実験してません!笑)

つまり「前」を向き続ける(見続ける)と、自分の背中(つまり後ろ)を観ることに通じるわけですよね?

方向とかの定義って簡単な様で、何と深いのか!と思います。

話しを中心に戻しましょう。

私はカラダや動きのカルチャーが生業なので、逆にいつもココロとか内面を考えています。

ダンスや舞台表現でも、内面を表現するには内観が重要。

良い動きをするには…

外側からどう映るか?(観の目)

内側はどう動いているか?(内観)
という両方が不可欠。

こうした心理的バランスを、肉体の軸と共にコントロールしているのが、プロの表現者。

武術では「内動」「内功」と言いますが…

じゃあインナーマッスルを使っていれば「内動」なのか?
というと、違うと思うんですよね。

そもそもアウターマッスルと呼ばれる筋肉も、皮膚の内側にあるわけで…

アウターとかインナーとか…
全ては人が便宜上でつけた名称でしかありません。

カラダの内外の境界である皮膚は、厳密には外側かもしれないけれど…その薄皮を一枚剥けば、もはやカラダの内側です。

その境界=中心は?

武術なら…どこからが「内動」で、どこまでが「外動」なのでしょう。

そこの境界(中心)を見極められるかどうか?も達人と凡人の境界なのかな…

更にカラダを素粒子レベルで視れば、粒子と粒子の間は空間…

肉体と思い込んでいる物体は、空間を含んだカラダなのですよね。

私は11年前に出版した書籍に「起きている小学生より、寝ている赤ちゃんの方が重い」と書きました。

日本では当時、誰もこんなことをダンスや運動の世界で文字にしていなかったと記憶しています。

カラダも物理的カラダだけでなく、心理的カラダも存在していて(それを魂とかスピリットというのかもしれませんが…)。

むしろ物理的カラダと心理的カラダが一体であるからこそ、「私」という実在があるのだと思うのです。

だから覚醒時は軽く、睡眠時は重くなるということ。

カラダと向き合う時…

必ず重力を感じるし、空間を感じます。
踊る時は、そこに時の流れ(リズム)を感じます。

誰かと一緒に動く時は、必ず相手を感じますね。

この「感じる」は…
物理的・心理的に一体だからこその現象なのです。

何故ならば「生きて(活きて)」いるから。

死体の気持ちはわからないし(金縛りの体験は10-20代にアリ)

幽体離脱体験で過去や未来を観た木内鶴彦さんみたいに、意識をどこかに飛ばしたことも無いので(あるのは頻繁なデジャヴや明晰夢)。

しかし、私達は生きています。

どうせなら…死んだ様に生きるより、活き活きと「私」を生きたい。いつもそう願い日々を過ごしています。

生きる技術・能力として、中心(中真)感覚のコントロールがとても重要なのは…

ココロとカラダの健康の為
生きる環境と調和する為

中真の真は「ま」に通じます。
つまり「間」ですね。

時間・空間・間合いの「間」。

ビートの「間」
呼吸の「間」
陰陽の「間」

皮膚の内側・外側の境界や、素粒子と素粒子の空間も「間」。

何より…人間の「間」

「間」は揺らぎ、動き続けるもの。決して固定出来ません。

動き続けるこの世界と、自分とを結び繋げる為にも…中心感覚を磨くことはとても大切です。

そして重要なのは、カラダの実感を伴うこと。思考は後からついてきます。

五感に委ねることで、肚腰文化である我々日本人の潜在能力も発揮出来るでしょう。

それを求めて私も、日々中心感覚トレーニングをしています。

☆日々のトレーニングは感覚を重視した調律から、強度や柔軟性を高めています。

本当の強さとは、しなやかさから生まれるもの。

柔芯躰メソッドはそうした想いで考案しました。

今月は武道家・岡部武央さんとの2度目のコラボセミナーです。
「腸トレ!〜丹田を極める」は正に、中心感覚を2人の講師が探求した成果を参加者の皆さまとシェアするものです。

9/7(木)22時よりFacebookにて、トークLIVE(無料配信)を致します。

9/18(月・祝)の東京コラボセミナーや、9/23(土)-24(日)の富士宮CAMPの話題から、健康・カラダ・武道・ダンスなど様々なテーマで語るので、皆さま是非ご覧ください!

そしてTRY ANGLE コラボセミナー詳細はこちら⬇️

9月は真田衆の末裔・リアル忍者/伊与久大吾さん、ネイティブアメリカンの文化を探求する現代仙人/葛西康介さんのコラボセミナーも開催致します!

お問い合わせはEmailにて⬇️
meviusjapan1744@gmail.com

早くも2023年、残り1/3となりました。
カラダとココロを整えて、笑顔を絶やさず…元氣に過ごしましょう!!

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