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VISION DRIVEN 2

変わるためのまわり道「トランジション理論」 

終わらせる段階に進む:惰性で続けている習慣に終止符を
 ↓
 ニュートラルな段階:マインドフルネス
 ↓
 次のステージを探す段階:転機
→「余白」を作る≒余裕、余力、余暇

・4つの部屋
①妄想の部屋…本当の関心と出会う。IFの問いかけ。
②知覚の部屋…妄想の輪郭をはっきりさせる(インプット)
③組替の部屋…解像度を高める独自性(俯瞰、メタ認知)
※組替とは、分解+再構築
④表現の部屋…具体的にアウトプット

ビジョン思考のスペース:余白=何もしない状態
ビジョン思考のメソッド:目口手を動かす

イシューとビジョン
イシュードリブン…すでに顕在化している課題に対して、解決していく思考
ビジョンドリブン…まだ目に見えない理想状態を自発的に生み出し、現状との間にあるギャップから思考の駆動力を得ていく思考法
→「現前する課題」と「内発的妄想」のどちらをスタート地点に置くかの違い

イシュードリブンなアプローチに偏ると、解決へのマイルストーンが見えている課題ばかりに取り組んでしまう。=イノベーションややりがいが失われていく。「もう一歩先に進もう」というモチベーションが消えてしまう

ビジョンドリブンの目標は短期的に達成できないので、パフォーマンスも高くなる
ex:Aさん目標 100→110 Bさん目標 100→1000…達成度でBさんは劣っているものの、イノベーションが起こる可能性はBさんの方が高い。

ムーンショット:元ZOZO前澤社長
自分だけで達成するのではなく、あらゆる資源を活用しよう
10%成長ではなく、10倍成長を考える方がラク

問題解決型アプローチの限界
市場ニーズはすぐに移り変わってしまう(後追いになる)
マネジメント層が情報を集約してゴール設定をしたりしながら、ヒト・モノ・カネを動かしていくモデル自体がうまくいかなくなってきている。

個人が自立的に戦略立案や意思決定を行う分散型組織へのシフト=ティール組織
ゼロからプラスを生み出そうとするドライブ(もし~なら、どうなる?)
得られるもの、失うものを考える→思考を飛ばす

知覚力を磨くには?
知覚…対象の意味を理解することである。知覚できる範囲は人の理解力そのものだ。
単なる妄想に留めず、現実を動かすアイディアへと洗練していくうえでは、知覚による統合・解釈のプロセスが不可欠。

センスメイキング理論
外界の状況を「感じ取り」その中から固有の「意味」を作り出す行動モデル
→感じたものを解釈して、意味づけること

①感知…言語モードをオフにして、ありのままによく見る
②解釈…箇条書きではなく、絵にして考える
※箇条書きはアイディアを固定化してしまうため
③意味づけ…まとめあげた考えに意味を与える(つくる)
※違和感に正直になり、当たり前を裏返す

鳥の目と虫の目
鳥の目:客観的に見直し、修正ポイントを絞る
虫の目:一人で作業し、完成度を上げる
→早く失敗すること。「速さこそ質を上げる」具体化→フィードバック→具体化

アナロジー(類推)を使用して、メタファー(接点)をカスタマイズして表現することが重要。(ストーリーがわかりやすくなる)
→表現しないものは思考ではない。

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