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2021年のチャレンジpart,2

2020年より大学院生として、追手門学院大学へ通っていた。高校生以来、本格的に学校へ通うのは久しぶりのことだった。
2020年は、数年前から何かを変える年にしたいなとぼんやり考えていたけど、まさしく大学院に通うという大きく生活が変化した年だった。加えて、この年からコロナ禍を向かえ、違う意味でも大きく生活が変化した。
2020年は仕事のウェイトが減ったことで、急に時間ができて、不安になっていた可能性もあるが、学生としての課題などに時間を使うことができて、振り返ると良いタイミングで入学したと感じる。

未知の世界に飛び込む時は、分からないから新鮮であり、少しドキドキワクワクする。振り返れば、世界青年の船へ参加した時も、7種競技の試合にエントリーした時も、短距離のトレーニングをした時も、同じ感覚である。これからどんな発見があるのだろう?という気持ちで毎日を送っていた。

"長距離のペース走と執筆が似てる!?"

1年目は、何もわからないところから様々な事を学び、世界が広がっていった。自分の知りたいことを探って行くと、その歴史との関わりを探ることになり、今更ながら歴史を知ることの意味を理解した…笑。(中高校生の時は、記憶する科目だと思っていた😂)
そして、2年目は、いよいよ研究テーマに沿って、執筆を進めていくこととなる。最後まで書き切れるのか?提出期限内に完成できるのか?いつも頭のどこかに、その事がありながら過ごしていた。 
しかし、この修士論文を書く過程でたくさんの面白い発見があった。まず、走ることと似てる!陸上のトレーニングをしている瞬間と似ている瞬間があった。
まず、執筆を進める中で、だんだん自分のクセが見えてきた。そして、毎回同じクセで指摘を受ける。なぜか書いている時には、それに気づけない。人に見てもらって初めて、「しまった、また同じクセが出ている…」と自分でも気づく。そんなことを2,3回…いや、さらに繰り返していた時に、長距離の練習とそっくりだと気づいた。
昔、苦手な練習があり、いつも同じところで集団から離れるということを繰り返していた。練習前は、今度こそ着いていくと思って走り出すのに、ある一定の距離がくると、離れる。終わってから、「また同じところで離れて悪いクセが出ているよ」と指摘を受けていた。
これを繰り返していた時に、どうやったら克服できるのか?考えていた。そして、その離れる瞬間を意識できるのか?それが大切ということにたどり着いた。離れてから、「あーまたやってしまった…」と思ってるうちは、克服できないが、離れるか離れないかの時に、「今だ!」みたいに意識できてくると、改善の兆しが見えてくる。文章を書く時も同じ感覚があった。文章を書いて、だんだん先生や仲間に見せる前に、「あれ、悪いクセが出てるな〜」と自分で気づける時もたまに、出てきた。それが、自分の中では昔の練習と重なって思えて、面白かった。

また、先生と書いたものについてアドバイスをもらう時に、ここはもっと「さらっと」とか、重くとさ軽くとか、感覚の表現があった。それがトレーニングみたいで面白かった。それって、こうゆうことかな、こんな感じかなとか考えながら、磨いていく作業は体を動かすことと似てるように思えた。頭の中にあるイメージを体で動かすトレーニングと、頭の中にあるイメージを文字で表すと言う感じだ。
そんな面白い発見がありながら、最後はぎりぎり締め切りまでに書き終えた。提出の日、研究室に向かいながら、まだ若干書き終わってないのに、今日提出日だと思うと、ちょっと泣けてきた。書けてから泣けよって感じだけど、論文が完成に近づくことができたのは、やはり今まで出会ってきた人たちと、育ててくれた学校の先生や、指導者の方々のおかげだなぁという思いが急に湧いてきた。

現時点では、もう提出してから1ヶ月半ほど経ち、もっと上手く表現したかったな、頭にあることが上手く伝えられていない感じがじわっと湧いてきて、もやもやする感じもある。

2月26日に学会発表というものがあり、それも無事に終わり、大学院生の活動も残すは修了式のみとなりました!!気持ち的にも、スケジュールとしても、ここで一区切りという気持ちになり、2021年の大きなチャレンジの2つ目として、修士論文の執筆をあげました。2年間とても良い経験ができました!!今まで関わっていただきました、全ての方へ感謝です☺️

同僚さんがオンライン発表を聞いてくれていた(写真提供N.S)

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。共感していただいだり、楽しんでいただけましたら、とても嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m