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浮気性な元彼の特選クズエピソード集【後編:極悪非道な浮気発覚】

どうもソコラタです。

今回は、前回書いた『浮気性な元彼の特選クズエピソード集【前編:平成のティッシュ取って事件】』の後編です!彼との出会いや彼の特徴などは前編にございます〜!

前編から「セックス直前の告白エピソード」や「大学生ディスりエピソード」等々かなりやばかった彼ですが、後編もなかなか狂ってます!!!

それではどうぞ。

特選クズエピソード⑤長年の浮気発覚

生理中に襲いかかってきた彼を見て、いよいよ別れを考え始めたソコラタ。しかし完全に決断できず、悩んでいたそんなある日…。

彼の家に行くと、いつもテーブルに置いていた私のコンタクト洗浄液とケースだけがテーブルからなくなっていました。ほかの彼の私物は置いてあるのに、私のコンタクト類だけ、ない。

彼に聞くと、「あぁ」とバツが悪そうにクローゼットの奥からそれらを取り出してきました。そして思いました。

「え……?これ絶対黒だよね……!?」


彼はコンタクトをつけません。

普段からテーブル上のものを片付けたいタイプの人ならわかります。それで私が帰るたびに毎回クローゼットに入れていたならわかります。

でも1年弱、彼が今までテーブルの上のものを気にしたことなんてありませんでしたし、コンタクト類がクローゼットに片付けられていたことも一度もありませんでした。

えぇ。きっと誰か家に来たのでしょう。自分が使わないコンタクト類がテーブルに置いてあると都合の悪い誰かが。

もしくは、ずっと前からその「誰か」は頻繁に家に来ていて、その度に私のコンタクト類はクローゼットに隠していた

そして私がくる前に出すようにしていた。でも今回、私がくる前にテーブルの上に戻し忘れた、とか。

でも、それからいまいち決定的な証拠は掴めず、確信できずにいました。

そんなときに、私たちと同じバイト先で彼の後輩、私の先輩である男の人に彼についてそれとなく相談した際、ついに話してくれました。私のことを妹のように可愛がってくれていた、今でも仲の良い先輩です。

「俺、〇〇先輩(彼氏/クズ男)に可愛がってもらってるし後輩って立場だからずっと言えなかったけど…でも俺からしたらソコラタちゃんは大事な後輩だから、今更だけど…言うね。

彼、浮気してる。セフレがいる。ソコラタちゃんと付き合うずっと前から今も続いてるセフレ。

彼女とかではなくてお互いセフレだと認識してる関係性みたいだったから、ソコラタちゃんと付き合いだしたらそのセフレとはちゃんと関係切ると思ってたんだけど、〇〇先輩から何度話聞いても、全然切ってなかったから…なんなら3人でご飯行かされたりもして…ずっと言えなくて…本当に本当にごめん」

えええええ〜!!!!!!コンタクトの件やその他の怪しい行動で女の存在にはなんとなく勘付いていたけど、私と付き合うずっと前から続いているセフレだと!?!?!?

ちなみに「なっちゃん」というセフレだということでした。名前を聞くと生々しさが俄然増しますよね。ハハハ。

もう10年弱経つのに覚えているのやばくないですか。浮気とは、それほど相手に深い心の傷を負わせる行為なのです。

教えてくれたその先輩にも彼はコンタクトの話はしていたようでした。「危なかったわ、まじで笑」と。クズ界のトップオブトップか。人の心おかんのお腹に置いてきたんか。

特選クズエピソード⑥狂気的な別れ

話を聞いて放心状態の中、その頃ちょうど私は大学の研修で1ヶ月ほど海外へ行く予定がありました。時差と忙しさを口実に1ヶ月間、彼とはほとんど連絡を取りませんでした。

そして1ヶ月間の海外生活を通して、一皮むけた&一時的に彼と距離を置けて冷静になった私は帰国後、あることに気付きます。

「えっ?ちょっと待って??彼、めちゃくちゃクズやん。何あいつ?あれ?なんで私あんなやつと1年近くも付き合ってんの??アホなの??え〜別れよ別れよ〜!!時間の無駄無駄〜!!!」

距離を置き、一時的に違う環境に身を置いたからでしょうか。

「彼という存在」と「彼との関係性」をそのとき初めて客観的に見ることができました。そしてやっと、彼は正真正銘のクズであり私が大切にすべき存在ではないと受け入れることができました。

普段だったら会ってちゃんと別れ話をしますが、「彼には誠実に向き合う価値もなければ丁寧な別れ話をする価値もないわ」と判断し、一方的に別れを告げることにしました。

それに彼は沸点が狂ってるのでブチ切れられてもめんどくさいし、最悪殴られたりしたらたまったもんじゃない。

合鍵を持っていた私は、帰国後すぐに彼の部屋へ。鉢合わせないよう出勤日を狙い、自分の荷物を回収しに行きました。

そして置き手紙を。別れましょう、さよなら、と超サラッとしたやつ。

本当はもっと文句を言ったり全部知ってたんやで…と罵ったりしたい気持ちもなくはなかったです。

しかし、当時は「彼とやり直したい気持ちはないのだから彼に文句をぶつけたところでメリットなんて1ミリもない、労力も時間も無駄」「それにブチギレ体質の彼に恨まれても厄介だ」と考え、文句や理由等は書きませんでした。

でも、今思うと、今後彼と関わる人のためにも彼自身に別れの理由をハッキリと言ったほうがよかったのかもしれません。当時は悲しみと怒りに震えその余裕がなかったので考えもしなかったですが…。

ただ、最後にちょっとゾッとさせて少しだけでも反省させたかった私はその置き手紙と共にオレンジジュースの「なっちゃん!」を置いておきました!「よかったら飲んでね」とだけ書いて。全部知ってたんやぞのメッセージの意味を込めて。フハハハハ。サントリーさんすんません!

次の日、なんと普通の「おはよう〜!」みたいな連絡がきました。どういう真意だったのかはわかりませんが、もしかしたらセフレの家にでも外泊して帰っていないために家の置き手紙は見てなかったのかもしれませんね。知らんけど。

よくわかりませんでしたので「手紙に書いた通りなので、じゃあ」とサラッと返してそのままLINEをブロックしました。よしこれで安心と。

が、数日後……。

突然、彼が携帯番号でメッセージが送れるSMS(ショートメッセージ)で連絡してきました。

最初は「本当に別れるの?」みたいな普通のトーンの連絡でした。

しかし、返信せずにしばらく放置していると次々にメッセージが送られ、それはどんどん過激なものに。

「おい。見てんだろ。返信しろ」


「全部お前が悪いんだろ?謝れや」


「お前俺のこと馬鹿にしてんのか?ぶっ殺すぞ」


「家まで行ってぶっ殺す」


「お前、無視し続けたらまじでぶっ殺すぞ」


「まじで殺すからな」


「これ見てんだろ。殺すぞ」


結局、長文含め20件ほどの連投メールがきました。一度も返信していないのに。浮気してDVして怒鳴り散らしてた奴が今更何を狂ったように言っているんでしょうか。

しかし私はその日彼とは別のバイト先のシフトが入っていたので、そのバイト先を知っている彼が乗り込んできたらどうしようと恐ろしくて気が気じゃありませんでした。

別れると言われて、連絡してくるのはわかります。「別れたいと思った理由が知りたい」とか「何かしたなら謝りたい」とか。

そうではなく、ただの攻撃的なメッセージ。そんなことして何を得たいのかも謎でした。彼にとって私は都合の良い女で、そんな女に突然別れを告げられて怒り狂い、その憂さ晴らしということか?あぁん?

バイトが終わってからスマホを見ると、連投メッセージはいったん4〜5時間ほど前に終わっていたので、冷静に「うん、ごめんね、別れたい。」と返信しました。無視したかったのですが、家を知られている限り、伏せされても怖かったので…。

最終的には納得(?)したようで、彼の「お前みたいなやつもういいわ」みたいな連絡で終わりました。

さいごに

浮気性な元彼の特選クズエピソード集、いかがでしたでしょうか!このほかにもたくさんやばいところがあり、本当、異次元にヤベー奴でした。

まだ良い人と悪い人の判断がつかなかった10代の頃のツラい思い出ですし、前編の冒頭に書いたように「なんで私はあんな人と…」とずっと後悔していました。惨めで情けなくて、ネタにも出来ずこの話はあまり人に話さずにいました。

ですので今回、こんなふうに記事として消化できて良かったです!!ありがとうございます。長年心の中にあったダークなモヤがスルスル〜っと溶けていった感じが少しします。

「やばい、私の元彼と超似てる」と思ったあなた。同志〜!!!もうこんな人間に傷つけられないようお互い頑張ろうな!

それでは。

近日中に今回の余談編として『浮気性なダメ男と別れられなかった理由を自分自身で考察してみた』を公開予定です。なにとぞ!

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▶︎前編はこちら

浮気性な元彼の特選クズエピソード集【前編:平成のティッシュ取って事件】

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