国際協力の”理想”について思うこと
はじめてサブサハラアフリカの地に降り立ってから4年以上が経った。
いま国際協力や国際開発と呼ばれるものについて、思うことを書いてみようと思う。
「国際協力」という言葉に出会ったのは15年以上前、中学生のときだった。
私が生まれたのと同じ日、同じ時間にフィリピンのスラム街で生まれてひとがいて、彼はお腹いっぱい食事をすることができず、学校にも通えず、危険な環境でゴミ拾いをしながら兄弟の面倒を見て暮らしている。そんな理不尽な世界のリアルを突きつけられ、それから私の”国際協力”への