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生命の副産物

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生命の副産物

最近の記事

生存報告

1ヶ月もほったらかしとった 皆様お元気ですか 私は多忙です 鬼ほど日焼けをしましたが元気です ペルノーとデンキブランにハマっています おいし〜

    • なかなか酒を飲めない生活になり、昨晩ひさしぶりに記憶を飛ばすほど飲みましたが ガールオンザトレインを思い出すとヒッとなりますね

      • しゃっくりが止まらない!!!!!!!!

        • 不器用ここに極まれり、自律神経の深刻なエラーです

        生存報告

        • なかなか酒を飲めない生活になり、昨晩ひさしぶりに記憶を飛ばすほど飲みましたが ガールオンザトレインを思い出すとヒッとなりますね

        • しゃっくりが止まらない!!!!!!!!

        • 不器用ここに極まれり、自律神経の深刻なエラーです

          早朝出勤の日、寝なきゃヤバいこれ眠れるか?眠れんかもしれんヤバいなと思いながら時間が経ちやがて心臓が暴れ出し寝付けず酒、追い酒、追い追い追い酒結局徹夜を決めベッドから出た途端にそこら辺で寝落ちて奇跡的にアラーム直前に起きるものの二度寝してバタバタ家を出る羽目になる。しんど

          早朝出勤の日、寝なきゃヤバいこれ眠れるか?眠れんかもしれんヤバいなと思いながら時間が経ちやがて心臓が暴れ出し寝付けず酒、追い酒、追い追い追い酒結局徹夜を決めベッドから出た途端にそこら辺で寝落ちて奇跡的にアラーム直前に起きるものの二度寝してバタバタ家を出る羽目になる。しんど

          テレーズになりたかった

          映画『キャロル』。クリスマス前の賑やかなデパートで偶然出会った二人が惹かれ合い時を共にする、ロマンチックな作品。邦訳された原作も良いですが、映画は主演二人の表情や目から直接伝わる熱量があって更に気に入っています。 ※ 映画のレビュー記事ではないです 自分の話です キャロルに「天使」と評されるように出会った頃のテレーズは清らかで可愛らしい。私に言わせれば「こねこちゃん」。ルーニー・マーラのころんとしたボブにカチューシャのスタイル。言葉より訴える熱い瞳、愛さずにはいられない。同

          テレーズになりたかった

          与えたくもない呪いを与えてしまったために穴二つで自分も苦しむ羽目になる

          与えたくもない呪いを与えてしまったために穴二つで自分も苦しむ羽目になる

          生きてる推しと生きてるオタク

          推したちがブログを始めた。 そのひとたちはアイドルであり、アイドル"らしくない"人間が集まったクールなグループであり、"普通"に囚われる事無く飄々とこの時代に奏でる。 そのうちひとりが更新した記事を読んで、なんでこのひと(たち)が好きなのか?が腑に落ちた。 気付いたら愛しており、その理由を考えた事はなかったけど、多分これ。 しっかりと個を抱き、"普通"の瀬戸際を攻めては時にラインを塗り潰し楽しんでいる。価値観を壊し捨てて新たに掴み取る柔軟性。広い視野と思慮深さ。 生きている

          生きてる推しと生きてるオタク

          カムバック・レモンサワー

          日付が変わる頃。その日のバイトで処理をミスして売れなくなった物をこっそり買いに行った。オーナーに知られる前に無かった事にしておきたかったのだ。 「あぁまた失敗したの。ハァ、本当に出来が悪いね。」内なるオーナーの声が聞こえるようだ。「君ねぇ、転職したいって言うけどそんな事も出来ないようじゃどの職場でもやっていけないよ。」気が滅入る。「すみません。はい、承知しております。ご迷惑をお掛けしまして申し訳御座いませんでした。再度手順を確認し、今後同じ間違いを繰り返さないよう気を付けて参

          カムバック・レモンサワー

          切り裂いて暴くのは本音 傷口が閉じるまでは平気な振りをしなくて良い

          切り裂いて暴くのは本音 傷口が閉じるまでは平気な振りをしなくて良い

          他人の手を握る行為が好きではない。だが、冷たい手に手を握られる寂しさを知っている。愛情に満たない優しさで寄り添うこの行為を偽の偽善と名付ける。精一杯温めた私の手よりも相手の手が温かければ、相手には冷たく感じる事だろう。もう何が偽で何が善なのかわからない。それでも握る。善だろうか。

          他人の手を握る行為が好きではない。だが、冷たい手に手を握られる寂しさを知っている。愛情に満たない優しさで寄り添うこの行為を偽の偽善と名付ける。精一杯温めた私の手よりも相手の手が温かければ、相手には冷たく感じる事だろう。もう何が偽で何が善なのかわからない。それでも握る。善だろうか。

          ウイスキーのロックダブルで

          なんだかんだと理屈を並べてもつまるところ私は変態なのだと思う。湧き起こる激しい情や衝動に苛まれる事が生だと感じる。エネルギージャンキーとでも名付けようか。平穏を求める一方で、ゆるやかに命を減らしていっても仕方ないというような、生への渇望がある。前のめりに生き急ぎ続けて且つ死に急いで死ぬ。打ち上げ花火ではない。パッとしない色の手持ち花火になりたい。全てを散らし終わる前に水の張ったバケツに飛び込み、「ジュッ」と音を立てて終わりたいのだ。 情のベクトルに関わらない絶対値。振り切って

          ウイスキーのロックダブルで

          靴底

          ※虫の話注意 ※暴力の描写注意 小学生の頃。ある時、花壇を囲うレンガの上を這う蟻達を踏み潰した。私は他者の生命を蹂躙する事に関心がないタイプの子供で、また、小さな生命を慈しむ優しさも持っていた。しかしその時は強い衝動に突き動かされるように足を上げ、硬い靴底でレンガを蹴りつけたのだ。憎しみにも似た情を無抵抗の生命に、たしたしと繰り返しぶつけた。そうしなければならないと感じた。その数秒の間に体長2ミリにも満たない小さな生命達は散り散りになった。自分の手――正確には足――によっ

          ベランダにて

          くすんだ顔色をして荒れた指先で煙草をつまみ紫色の唇に運ぶ。風に揺られた髪の先が焦げた。冷えた身体のあちこちが震え出す。この身体を慈しむ事が出来るのは自分自身しかいないのだと知っていても蔑ろにするのをやめられずにいる。むしろ、傷付く程に安寧を感じるのだ。それは私という存在に寄り添い慈しむ者がひとりもいない事に対する当て付けのようなものかもしれない。誰も触れない指先などいくら冷えようとも構わない、と。虚空を通過する風は歪に姿を変え、冷える春に髪を焦がしていくのだった。

          ベランダにて

          疼痛

          渦はその中心に様々な色を湛え、しばしば心を内側から引き裂いた。生肉を抉るような湿った暴力性を秘めたそれを私は恋と名付けた。渦は気づいた時には存在しており、その人にだけ反応した。 その人は過去になり、鈍い色をした渦は今では密度を保ったままで小さくなって底に埋もれている。削られ荒れた心の内壁は卵と牛乳と小麦粉と砂糖で埋めた。時たま降りてくる記憶の針が渦を釣り上げる度に心は散り散りのパンケーキで汚れ、渦は針が刺さった部分から霧散してまた沈んでいく。私は、徐々に渦が小さくなり、淀んで

          暴力の表現があるので苦手な方と18歳未満の方は閲覧しないでください。運営さん年齢認証のワンクッションつけてください お願いします。 ワインを1リットルと日本酒を飲んだ晩。 翌朝は宅配便の人にチャイムで起こされた。2回目のチャイムが鳴らされる頃ようやく玄関に到達した私ははだけたパジャマとマスカラが移った下瞼を晒した。シャチハタを押そうと手に取ったら『お名前ご住所の確認だけで結構です』との事で、霞む目で文字を眺めやっとのことで自分の名前を認識した。 朝の数時間しか日光が入らない