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子どもと図書館に通い続けて2年。よかったことをまとめてみた。

里帰り前の最終週。
昨日は図書館に行っていました。息子との図書館通いも、昨日でひとまずお休みになるのかぁと振り返っていました。

考えてみれば、いつからだろう。
図書館に通い始めたのは…。
確実に1歳になる前には、図書館に行っていたはず。

現在、2歳10ヶ月になる息子。少なく見積もっても、2年以上は図書館に通い続けてきたでしょう。

ちなみにどのくらいの数の絵本をこれまで借りてきたか、ざっと計算してみました。

2週間に一度。大体10冊程度借りる。
多い時は1週間に一度の時も。
…と考えると、平均すると月30冊程度は借りていた計算。

12ヶ月×2年=24ヶ月
24ヶ月×30冊=720冊

この2年間で、おおよそではありますが、
720冊!!
とんでもない量を読んできたなぁと我ながらびっくりです。

2年以上、子どもとともに図書館に通い続けた、私が感じるよかったこととは?
思いつく限り、書いてみたいと思います。

1) 親のリフレッシュの時間になる

図書館に通い続けること。正直しんどいなぁと思う日があったことは確かです。返却日は決まっていて、予定も変更しづらかったり…
けれど、息子が2歳を過ぎた辺りから、自分で本を選ぶようになって、親もゆっくりと本を読み耽ったり、自分の借りる本を探したりすることができるようになりました。図書館は静かで居心地がよく、私自身好きな場所でもあります。忙しないワンオペ育児のリフレッシュのひとときにもなっていました。

2) 子どもの語彙力が広がる

「絵本の読み聞かせをすると語彙が増える」
一般的にもそう言われるでしょう。実際どうだったか…。
これは「本当にそう!」だと言い切れます。絵本ならではの独特な言い回しや表現や、普段使わないであろう語句などが頻繁に出てきます。これは、なかなか普段の会話やテレビなどからは獲得できなさそう。息子と接していても「どこで覚えたん?」という表現や語彙が数々出てきて、「絵本の力だなぁ」と実感しています。

3) 子どもの興味・関心があるものがわかる

選ぶ絵本を見ていると、興味・関心が一目瞭然です。最近は興味・関心の幅が深くなっていることを感じています。この頃の息子は、生き物の中でも「どのように成長するか」に関心があり、「卵から幼虫、さなぎ、そして成虫へ」という経過に興味があるよう。いっしょに読んでいるので、親も子どもの興味・関心への理解が深まり、次に選ぶ絵本もより世界を広げられるものをチョイスすることができています。

4) 購入前の試し読みができる

絵本を購入したいけれども、揃えようと思うとけっこう高額。図書館で借りる分にはタダなので、思う存分、大量に借りることができるというのも、お金のかかりやすい子育て世帯にはやさしいです。気になる絵本は試し読みができることも利点のひとつです。

5) 公共施設でのルール・マナーを学ぶ

普段、そうそう公共施設におもむくということはないですよね。図書館に通い出して、よかったと思うことのひとつに、公共施設でのルール・マナーも自然と学べるということもあります。
・図書館では静かにする。
・走り回らない。(時々走り回ってますが笑)
・図書館カードの受け渡しの仕方を学ぶ。
・図書館の人にあいさつをする。
・絵本コーナーでは靴を脱ぎ、揃える。
一度きりでは覚えることが難しくとも、2年間も通い続けていくと少しずつ自然と覚えるようになっていました。

6) 絵本が大好きに

これは、もう言うまでもなく…という感じなのですが。
とにかく絵本は大好きになります。図書館で借りてきた日は、エンドレスで絵本を読み続ける覚悟でいないといけないくらい(涙)
一日に10冊以上は、確実に読んでいます。外に出かけられない日や、妊娠中の体調不良の際に助けられました。

7) 親もいっしょに本を楽しめる

図書館に通い続けて、徐々に私自身も読みたい本を2〜3冊程度、借りるようになりました。子育てからすこし離れて、本に触れる時間があるというのは、とても豊かな気持ちにさせてくれます。
「親が本好きならば、子どもも自然と本好きになる」
意図してそうしているわけではないですが、これは一理あるなと思わされます。




思いつくままにざっと書いてみましたが、結果いいことしかない!

語彙力を高めるため。
知識欲を増やすため。
本好きになってほしいから。

目的はいろいろあるかもしれませんが、まずは気軽な感じで、
「親子ともに楽しむため」
でいいんじゃないかなぁと思ったり…私はね。

2年間、図書館に通い続けて、いろいろな絵本と出会って、いろいろな子どもの姿に出会えました。それが私にとっては、一番うれしかったことです。

これからも子どもの世界はどんどん広がっていくことでしょう。その世界を垣間見るツールとして、「絵本」という存在は大きな役割を担っていると思います。これからも、その世界を覗き見たいなぁ。

また、落ち着いたら図書館通いを再開するぞ!

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