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仕事の成果を上げていくために

仕事ってちょっとしたことで成果も印象も変わるんですよね。日々の仕事、タスクに対して向き合い、こなしていきます。しかし、何をやるにもこの仕事の目的は何か、何を得るためにやっているのかを明確にする必要があります。

また、明確にした上で、どうアプローチすることが成果に繋がるのかを検証しなくてはなりません。「だからこういうことをやろう、こうしたほうが良いかな」に繋げるためにです。この感覚を持てるかが、ビジネスマンとして大きな差に繋がると思っています。

経営者は概ねこの感覚はあると思います。投資対効果の低いアクションを取り続けては、経営が成り立たないので必要不可欠なスキルだからです。この費用を投じてこれをやるなら、前述したように良き結果を生まなくてはならないと常に考えています。

例えば、経済的に厳しいコミュニティがあります。500万円を集めて寄付が検討されています。これはこれで素晴らしいことですが、もしもこのプロジェクトの目的が持続的にこのコミュニティを存続させていくことであるならば…。

寄付が正しいアクションなのか。500万円を遣って毎月10万円を生み出すビジネスモデルを創り出すことの方が、このコミュニティにとって良いのでは?とも考えられます。単なる例え話ですが、目的によってアクションは変わるということです。

今の仕事に対して、前からこうしているとか、こういうふうに受け継いだとかではなく、目的は?達成するためのアクションは?今一度考えてみることは大切だと思います。もし、目的が不明確、明確でもアクションがズレている場合には、上司または経営者に確認してほしいです。本来は上司または経営者が明確にしてあげなくてはならないのですが。

最悪なのは、このプロセスを踏まず坦々と考えずに仕事をし続けること、その事実について突っ込まないことだと思います。また、尋ねたところで「そんなこと考えないでやればいいんだ」と応じてしまう上司または経営者かもしれません。

組織には、大なり小なり業務やプロジェクトがありますが、魂は細部に宿ります。小さいことでもちょっと気にして仕事をするだけで費用は変わらずとも結果は好転するのではないかと思います。あらためて自戒の念を込めて。


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