岩手出張と全選手ミーティング
今朝から岩手に来ております。目的は、県スポーツ振興議連講演会となります。会自体は、16時からだっだのですが、重要なオンラインミーティングがあり、早めの到着となりました。
11時から、全選手ミーティング。13時からB.LEAGUEの実行委員幹事会。講演会からの親睦会。最後は、岩手県バスケットボール協会、岩手ビッグブルズの皆さまとの懇親会からの最終の新幹線で東京に向かっております。
全選手ミーティングでは、2026年将来構想の意義、意図、背景とどのようなリーグを目指しているのかを説明させていただきました。日本人選手、帰化選手、外国籍選手、アジア枠選手と制限なく通訳を介してまさに全選手向けとさせていただきました。バスケ界、B.LEAGUEをもっと発展させていくためであること、持続可能なリーグにしていくため、クラブと合意してすすめている改革であることもお話しをさせていただきました。
業界発展することが、選手たちが長期的にプロ選手として恩恵を被る大切なことだと思っています。そのために、クラブの成長、事業投資を推進し易い、アリーナ誕生に適した仕組みに変えていく必要があります。この改革案を示したことにより、クラブに投資する有力オーナー企業が多数現れてきたという事実もあります。
選手たちは、どうなっていくのかと未来に不安なところは多々あると思いますが、それを解決するのも業界発展とクラブ経営の強化しかないと思っています。少なくとも今のままでは、厳しい経営環境に陥るクラブが出てくる可能性が高いと思っています。だからこそ、地域に必要不可欠な公共財として評価されるようなクラブになるためにも足元を固めていかなくてはなりません。
新B1クラブが、最大今の半分くらいになる可能性があるというお話しもしました。エクスパンション型なのでどのクラブにも上を目指す権利とチャンスはありますが、今シーズンと来シーズンの事業成績の結果でどうなるかわかりません。選手たちもコート上で結果を出していかなければなりませんし、オフコートでのクラブへの協力もお願いしました。
だからこそ、リーグは、少しでも多くのクラブが成長、成功するようにサポートしなければならないし、新B2、新B3も盛り上げて、今よりももう一段成長させることで選手たちの環境を低下させない努力をしていこうとしています。
B1→新B1へ。B2→現B1。B3→現B2。というように一段階引き上げるイメージです。選手たちは、新B1を目指して高いレベルでプレーすること、日本代表を目指すこと、高い報酬を目指すこともありです。また、新B2、新B3もB.LEAGUEの仲間としてクラブも選手たちも誇れるカテゴリーにしていく努力を惜しみません。新B1でなければ、B.LEAGUEにあらず、職を失うような話では一切ありません。
より高い環境、待遇を目指すならばプロとして成長して厳しい競争に勝たなければいけないということはお話しさせていただきました。クラブの経営環境に比べて選手たちには、あと3シーズン半というステップアップする時間があります。
最後に、B.LEAGUEは、クラブの経営強化、日本代表強化、社会性の3つを大切にして未来創造の意思決定をすることも明言しています。ファンサービス、非日常空間、地域との深いつながり、その先にアリーナ。
B.LEAGUEが盛り上がることで競技者が増えて、普及に貢献して、ユース含め育成を行い、早期に高いルベルでのプレー機会を作り強化を図る。事業面でも競技面でも社会に必要とされるバスケ界、B.LEAGUEを目指していきます。
講演会は、「バスケットボールを通じた地域活性化」というテーマでお話しさせていただきました。B.LEAGUEのこと、B.LEAGUEが考える地方創生、将来構想についてお話をさせてもらいました。岩手ビッグブルズ、アリーナ、地域活性化のイメージはお伝えできたのではないかと思います。
終了後は、そのまま岩手県議会議員、スポーツ振興課の皆さまと親睦会を経て、岩手県バスケットボール協会、岩手ビッグブルズの皆さまと懇親会となりました。
岩手ビッグブルズは、確実に成長していますし、入場者数も増やしています。1試合あたりの入場者数は、昨対比1.6倍の1350人、現B2平均の1186人を上回っています。B3ながら今シーズンの最多入場者数は、3122人。スポンサー数は、B3に降格した2018年から5年で5.3倍の420社。売上高も当時の1.3億円に対して今期は、3.5億円にまで到達する見込みです。
本当に素晴らしい成長を遂げています。成績もB3において現在2位につけています。競技もビジネスも安定感を増す岩手ビッグブルズ、楽しみです。岩手の皆さま、「復興のシンボル」を理念に掲げて邁進するクラブを引き続き、どうぞよろしくお願いします。
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