マニフェストの進捗について

実際は、10月から新たな期としてチェアマンを務めておりますが、実際は、6月末の会員総会で内定をいただいていた直後、7月からマニフェストに対しての動きは始めていました。まだ、3ヶ月半ですが、上記の7つの注力案件についてどのような状況か、業務連絡を兼ねて簡単に共有させていただきます。

1.将来構想制度整備の完了
B.革新制度整備の完了と言い換えねばなりませんが、各論含め、クラブとの個別ヒアリングを重ねて概ねまとまりつつあります。サラリーキャップ、ドラフト、カーディングなど難易度高い案件ばかりですが、11月頭くらい概ね決める予定です。

2.クラブ成長の徹底支援
各クラブ社長と実施している、集客、営業を中心に行なっているナレッジ勉強会は、今期も年4回実施していきます。加えて、今期からスタートしたリーグの全セクションから1人づつ選抜して、クラブのために出来ること学ぶ会もスタートしております。私と共に出張したり、試合会場でお手伝いをさせていただきながら、少しでも現場感をもってかゆいところに手が届く人材育成を積極的に行っていきます。

3.リーグの将来方針明確化
チケットシステムなどプラットフォーム全般について、B.革新に向けてどうしていくか、どのようにすべきか準備を開始しています。クラブ経営者やチケットやシステムに詳しい担当者とも意見交換も重ねています。ファンの皆様、クラブの皆様にとっても安定性と使い易さを兼ね備えたものを選択していきます。

4.リーグのビジネスモデルの進化
こちらは、既に対外発表しているソーシャルイノベーションハブ構想を掲げ、スポーツビジネスにおけるあらたな収益モデルを構築していきます。しっかり、クラブの価値をマネタイズ出来るよう、稼げるリーグを目指していきます。

【公式】SOCIAL INNOVATION HUB | B.LEAGUE（Bリーグ）公式サイト

5.国際事業化への挑戦
アジア各国とのビジネス交流を活発化させており、来年に向けて提携をいくつか発表していく予定です。インバウンドの来日客をアリーナに来ていただく、海外からの投資を呼び込むために、とっかかりとしてフィリピンの富裕層向けにBリーグオールスターのツアーを販売するなど様々な展開を開始しています。今後、私の海外出張もかなり増えると思います。グローバル戦略を打ち出していますので、引き続き注力していきます。

6.次世代マネジメント人材育成
今期の理事メンバーに執行役員から2名を専務理事、常務理事を配置しています。マネージャー以上にも思い切ってトライしてもらい経験を積んでもらえるようしていきます。また、外部の研修も導入して、足腰強いリーグを目指しています。

7.外部との向き合い強化
ここは、専務理事、常務理事、執行役員に現場執行の任せる領域を増やし、予告通り、私は外向きの仕事を増やしています。新規営業面、既存のリーグスポンサー、メディア、クラブオーナー、自治体、クラブスポンサーなど幅広に関係構築、Bリーグ・B.革新・ソーシャルイノベーションハブ構想などのPRでメディアにもガンガン出ていきます。

以上、こんな状況です。短い期間ですが、順調に進められていると思います。あとは、リーグ経営、クラブサポート共に成果に結びつけていきます。