見出し画像

BMB(BLEAGUE MANAGEMENT BASE)を開催。テーマは、営業。49クラブの経営者と営業責任者が参加。各クラブの成功事例から学び、自クラブに活かす取り組みを大切にしています。

昨日は、今期の第4回BMB (B.LEAGUE MANAGEMENT BASE)がありました。(過去の記事は、↓↓)テーマは、営業。いわゆるスポンサーセールスです。

B.LEAGUEは、オーナーの資金サポートに依存する経営ではなく、自力で稼ぐことを大切にしていこうとしています。健全な運営でなければ持続性の観点からも課題がありますし、何よりもビジネス現場の力が弱まることを懸念しています。ビジネス現場の力が弱まるということは、ファンサービス、地域とのつながる質も低下し、クラブ経営をじわじわ弱めていくくとに繋がっていく可能性を秘めていると考えているからです。

どんなにクラブのスタッフが頑張っても、期末などにまとまった資金が注入されることで持続するようなクラブ経営を限りなくゼロにしていきたい。スポーツ界ではよくあることですが、B.LEAGUEは避けたいと強く考えています。もちろん、コロナ渦などのリスク対応、昇格、降格を意識した攻めの判断などもあるので全てがNOというわけではなくて、当たり前、それを前提してはいけないという意味です。

だからこそ、B.LEAGUE全体として、コート上では競争ですが、クラブ経営におけるビジネス面においては、ナレッジシェアをすることで少しでも効果的に稼げる、共に成長スピードを上げていこうとしています。今回のテーマは営業、いわゆるスポンサーセールス。冒頭、私から営業とは?何が大事で?どういうポイントを留意すべきなのか?抽象度は高いですが、具体的なクラブの戦略事例共有の前にお話をさせていただきました。

今回は、宇都宮、川崎、長崎、茨城、新潟の5クラブから発表してもらいました。短い時間でポイントを明確に、解説していただき、質疑応答を受けるという内容です。主催しているリーグとして手前味噌ですが、素晴らしい勉強会だったと思います。アンケートをみても満足度が高く、得るものがたくさんあったと思います。

来シーズンは、2026年、将来構想の審査対象のタイミングになります。今期、第1回が新・島田塾(クラブ経営の根幹)。第2回が集客、第3回が組織、そして、第4回が営業。明らかに今シーズン集客が伸びたことに第2回の様々なクラブの成功事例を共有して、その後、各クラブが実行したことも大きいと思います。特に、B2クラブが軒並みクラブ史上最多入場者数を記録したのは間違いなく、影響していると思います。

営業面においても同様に成果につながることを願っています。各クラブの取り組みのレベルがどんどん高まっており、私にとっても学び多き時間です。クラブの皆さま、ありがとうございました。来シーズンに向けて共に頑張りましょう。


この記事が参加している募集

Bリーグ

お読みいただきありがとうございます。記事を良いと感じていただけたら、ツイッターなどで記事を紹介していただけると嬉しいです!