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責任者は誰か

何を目指す?と誰が責任者?を明確にすることって大切だというお話しです。本来、目指すことが明確で、目指すために、相応しい人は誰?から責任者は決まり、受けた本人は実現するための手段、コミットメントの結果に責任を持つ、これが正しいサイクルでないかと思っています。

もちろん、責任者は、短期的、中長期的に目指さなければならない世界観があるので、そこを明確にした上で進捗が順調かどうかは厳しい目で監視されるべきだし、本人が公開ないし、わかるような仕組みにすべきではないかとも思っています。もし、明らかにズレているならば突っ込まれるべきでしょうし、方向転換するなら説明責任を果たし、変えるべきです。

決して責任者を結果が出ないなら切り替えることができるようにという組織のリスクマネジメントという目的だけではありません。責任者、責任を明確にするということは、権限も有するべきだからです。義務と権利のように、責任と権限はセットです。責任の重さに対して権限が無さすぎてはバランスが取れません。責任と権限が中途半端だと組織に置ける立ち位置も微妙になりやすいのではないかと思います。

リスクを取るなら責任と権限を求めるのが自然です。だからこそ結果はどうであれ思い切って仕事が出来るし、結果に対してコミットできるはずです。組織を改革するときは当たり前に、で、どうしたいの?誰が責任者なの?責任者の責任と権限は?から入るパターンが個人的に多い気がしています。

まずは、責任者の曖昧な立ち位置からツッコミを入れていくと芋づる式に組織のスタンスがクリアになり、やるべきことが明確になります。

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