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クラブ経営に関わった時、立ちはだかる壁あるある

発展途上のクラブ経営にはじめて関わるオーナー、経営者が毎回言うこと。「チームは強くないし、人気選手はいないし、入場者数は少ないし、ファンも少ないし、地元でもさほど人気ないし、自治体もあまり支援してくれないし、スポンサーも集まらない」などなど。

そりゃそうなんですよね。だから、発展途上なわけですし、そのあたりも承知でオーナーに名乗りをあげ、経営者も引き受けた。ある程度大変なことはわかっているものの、もう少し何とかなるかなと思ってしまっているケースが多いんですよね。しかし、現実を目の当たりにすると、「こりゃ、大変な世界に足を踏み入れたな」となることはあるあるなんです。

前述したようなネガティブワードの逆ならば、前のオーナーも経営者も辞めていないし、発展途上フェーズは終えて、リーグ内でも存在感を示していると思います。また、これらがポジティブな逆回転に変わったら、スポーツビジネスは楽だし、楽しい。しかし、こんな状態にたどり着くことの難易度は超高い。

では、どうすれば良いのか??

足を踏み入れた以上、現実を直視して覚悟を決める。厳しい環境(クラブ価値が低い)の中でどうやって応援(支援)してもらえるかを考える。入場者数、チーム戦力などの定量的な価値で勝負しても、今は換金性が低いのならば何を全面に打ち出して、ブレークスルーに向けてクラブを前に進めるのか。

ひとつひとつパッションをもって仮説と検証を繰り返し、ドブ板営業とクラブの仲間たちをその気にさせるしかないのかなと思います。その先にじわじわ見えてくるものがあるはずです。即効性、特効薬などありません。一緒に頑張りましょう。

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島田慎二
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